June 21, 2006

コーヒーの歴史:コーヒーが世界を席巻(1)

エチオピアに始まったコーヒーの歴史。
さて、次はコーヒーが世界にその勢力を拡大し始める話をご紹介したいと思います。
英語を取り混ぜながら見てみたいと思います。

エチオピアからイエメンにコーヒーが伝わったは前にしましたが、14世紀の終わりにはイエメンで栽培されており、当時、コーヒー栽培を独占するために豆を輸出するときは、乾かしてからか、もしくはゆでてからでないと輸出を許可していませんでした。

The Arabs, protective of their discovery, refused to allow fertile seed to leave their country, insititing that all beans first be parched or boiled.
(アラブでは、その発見を保護するために、熟した種を輸出することを拒否していました。あくまでも全ての豆をあらかじめ乾燥させるかゆでてから、と主張していたのです)
*refuse to 〜 〜することを拒否する、拒絶する
*allow A to B   AにBすることを許す
*insist 主張する、といった単語の後にthat節で説明がつづく場合、その節の中の動詞は原形になります。だから今はbeになってますね。

そんな中、1650年頃になるとインド人巡礼者のバーバ ブーダンなる人物が、こっそりとおへそに7つのコーヒーの種を巻き付け、インドのチックマガール地方へと持ち出します。

こうしてインドへとコーヒーが伝わります。

同じ頃、フランスやオランダ、ポルトガルもコーヒー栽培に興味を持ち始めます。お金儲けの臭いがぷんぷんしたからです。

The French, Dutch, and Portuguese all became interested in the money-making potential of coffee cultivation,
(フランス人、オランダ人、ポルトガル人達は皆、コーヒー栽培がお金儲けの潜在的な可能性を秘めていると思い、興味を持ち始めました。)
*become intersted in〜 〜に興味を持つようになる

しかし、世の中そうは甘くありません。

but various attempts to propagate coffee in Europe failed because the coffee tree does not tolerate frost.
(しかし、ヨーロッパでコーヒーを繁殖させるために様々な試みがなされたが、コーヒーの木が霜に耐えられないために失敗に終わったのでした。

でも、お金儲けのためなら、諦めません。

オランダは、(恐らくバーバ ブーダンが持ち帰った種の子孫にあたる)コーヒーの種をセイロン(今のスリランカ)やジャワへ持ち込みます。
*植民地政策そのままですね..歴史は巡る巡る

The Dutch carried coffee to Ceylon and then to Java, where, after some effort, coffee growing was established on a commercial basis at the beginning of the eighteenth century.
(オランダ人は、セイロン、そしてジャワへとコーヒーをもたらした。そしてそこで、試行錯誤の結果、18世紀初めに、商業ベースでのコーヒー栽培が確立されるようになったのでした。)

こうした商業ベースにのることで、歴史的にはこのあたりでヨーロッパの貴族階級やその他の富裕層が、贅沢品の域を出ないながらも、日常の嗜好品としてコーヒーを楽しめる時代になったのです。

出典:Kenneth Davids 著 Coffee - A Guide to Buying, Brewing and Enjoying(fifth edition)

masonbar at 23:40 │Comments(0)TrackBack(0)コーヒーについて 

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