June 17, 2006
コーヒーレビュードットコム
ケニス デイビット氏が創設者の一人である”コーヒーレビュー”。全米各地のカフェの豆をブラインド(どこの豆か分からない状態で)で、チェックし、採点した結果を載せているサイトです。
もうご存知の方も多いかとは思いますが、とても有名なサイトですし、カッピングした時の味の評価なども英語で載っているので、ご参考になれば、、と思ったので、ご紹介します。
**コーヒーレビューの採点方法**
コーヒーレビューで採点する基準は、以下の5つ
- aroma アロマ/香り
- acidity 酸味
- body コク
- flavor 味
- aftertaste 後味
基準点となる50点に、この5項目の点数を加算し、100点が最高得点としてそのコーヒーの評価を表します。
<Aroma アロマ>
どれぐらいの強さや心地よい香りであるかをチェック。アロマのチェックを行うのは、そのコーヒーがどのような酸味や味をしているかを知る最初の手がかりとなるため最初に確認します。
<Acidity 酸味>
酸味はただ単に”酸っぱい”とか、”渋い”といった感覚ではなく(時としてありますが、それは良くないものです)、鮮やかさとかワインで言うようなドライさであったり、透明感をもった感覚で、これを評価していきます。
<Body コク>
コクは、味に粘度や強さを与える”重さ”の感覚です。なので、軽くて繊細、だったり、重くて存在感があるものだったり、薄くてイマイチなものだったりします。
<Flavor and Aftertaste 味と後味>
味については、バランスが取れているか、複雑な味か、深みがあるかといったことで確認し、後味は飲み込んだ後などでどれぐらいコーヒーの味が残ったかといった点を確認します。
<Overall Rating 最終得点>
基準点の50点に上記5項目の採点をプラスした合計点数がそのコーヒーの評価得点になります。以下が点数に応じた評価です。
| 95-100 |
ずば抜けて優秀 |
| 90-94 | 非常に優秀 |
| 85-89 | とても良い |
| 80-84 | 良い |
| 75-79 | 標準 |
| 70-74 | 悪い |
| <70 | 不適切 |
アグトロンでチェックした数値で焙煎の度合いを表します。これは、全米スペシャルティコーヒー協会で開発したものに準拠しています。
数値が高いほど、焙煎度合いは浅く、数値が低い程、焙煎が深いものになります。焙煎度合で味の評価への影響が出る場合もあります。評価の際にきちんとした形で計測したもので焙煎度合いを表記しておきます。
| 焙煎 |
agtron アグトロン |
特徴 |
| ライト |
> 70 | 薄い茶色からシナモン色 軽いコク、香りはわずか 紅茶のような味 豆の表面にオイルは出ていない |
| ミディアム ライト |
61 - 69 | 薄い茶色 はっきりとした酸味で 生豆の特徴が顕著 豆の表面にオイルなし |
| ミディアム |
50 - 60 | 薄い茶色と茶色の中間ぐらい バランスの取れた酸味、 コクが出てくる まだオイルはほとんど出ない |
| ミディアム ダーク |
45 - 49 | 茶色 オイルの滴が表面にやや見える 苦味のある甘さが現れる 酸味が姿を消し、コクがある |
| ダーク |
35 - 44 | 濃茶色から黒に近い色 オイルが表面に出る 苦味のある甘さが酸味とコクを凌ぐ |
| ベリーダーク |
25 - 34 | オイルで輝いた黒色の表面 コクも消え、生豆の特徴も ほとんど感じられなくなる |
| エクストリームダーク |
< 25 | 黒く輝く表面 焼けたような苦味を持つ |
**
アメリカのカフェやロースターの豆の評価なので、あまり入手できないかもしれないからイマイチかもしれないんですけど、でも同じ生産地の豆などをプロはどう評価しているのか、とか、その産地の豆はどんな印象なのか、などを見てみるだけでも参考になるかも。
点数表記ですし、味の評価は英単語で手短かに表現しているので、語彙を確認するのにも役に立つと思います。
デイビッド氏が書いたいろいろな記事も載ってますので、それもまた面白いです。良かったらのぞいてみてください。
何か面白そうな記事があったら、私もまたこちらでご紹介したいと思います。
CoffeeReview.com

