June 02, 2006

イタリアエスプレッソ探訪記パート1

相棒がベルンに行った後に、イタリアに寄って来てました(いいなぁ!)
その時の探訪記パート1です。
この記事をメールで送って来て、彼は北海道へと旅立ちました。
今頃はおいしい海の幸を食べているでしょうか?!(いいなぁ!←その2)

-------------------

WBCでスイスを発った後にイタリアはローマを訪れましたので、そこでのBAR(バール)巡りについて話したいと思います。

great_espressoエスプレッソ発祥の地、イタリアでは100年以上も前からエスプレッソが飲まれていました。
私はシアトル系カフェの出身ですが、そのシアトルエスプレッソの歴史を遥か何十年以上も凌ぐのがイタリアで、まさにそこはエスプレッソの国なのです。
 
ここでまず先にエスプレッソの歴史について少し触れたいと思います。

エスプレッソは19世紀にイタリアではじまり、現在に至ります。

ここでは様々な試行錯誤があり、その核心となるべき部分は

「いかに素早くお湯がコーヒー粉を通り抜け、抽出することが出来るか」

の研究だったと言われています。

単純に考えて、コーヒー粉の中を素早くお湯を通すためには・・・
  1. お湯そのものの重力により素早く通す
  2. 気圧の変化を生じさせて、その力で素早く通す
の2種類があります。

お湯そのものの重力など限度がありますから、気圧の変化を生じさせることがポイントになります。これがエスプレッソを生み出す鍵となったのです。

最初に開発されたエスプレッソは現在のサイフォンのような物だったと言われていますが、これは加熱の方法や容器によって大きな変化が生じてしまい、一定の抽出が行えないため普及しなかったと言われています。

次に登場したのが蒸気圧を利用したマシンです。これはタワー型のマシンで、高低差を利用した蒸気圧でお湯をコーヒーに通したマシンでしたが、その機器の複雑さにより、まったく普及することなく消えてしまいました。

photo1今のエスプレッソマシンに近い物が開発されたのは1900年に入ってからの話しです。
イタリアのパボーニ氏が開発したマシンは現在で言う「ポータフィルター」が着いており、1杯ずつ抽出する方法が取られており(それまではポットへ大量に抽出していた)、商業ベースで拡大するきっかけを作りました。この時のエスプレッソマシンは大型で銅や真鍮で出来ている高価なものでした。

この頃からエスプレッソは立ったままで注文し、お砂糖を入れ、サッと2、3口で飲み干して店を出るという今のイタリアでの一般的な飲まれ方を確立したと言われています。

話しを元に戻します。

次にマシンが開発されたのは1930年代のミラノで、「ピストン式」と言われるマシンです。このピストン式のマシンは密閉したお湯をレバーで一気に押し流すもので、今のマシンにかなり近くなっています。

その後マシンは急激な発展を遂げます。皆様もご存知の通り、自分で加熱したり、圧力を加えたりする必要のない、ラマルゾッコやチンバリのような高性能で素晴らしいセミオートマチックマシンが出来上がり、エスプレッソが世の中に広がる大きなキッカケを作っていったのです。

●ラマルゾッコ
http://www.lamarzocco.com/indexb.html
●チンバリ
http://www.cimbali.com/

chimbalimarzocco










ちなみにエスプレッソ(Espresso)は「急行」「特急」の意味で、コーヒーをイッキに抽出することでこの名が付けられているとする説が一般的です。
ただし一部に違った説も存在し、本当のところはわかっておりません。

先ほども話した通り、本場イタリアではエスプレッソは、エスプレッソのまま砂糖を入れてサッと飲むもの。
かたやシアトルではスチームしたミルクを入れる「カフェラテ」や「カプチーノ」が一般的な飲み方になっています。


次回は本場イタリアのBARとエスプレッソについて書きたいと思います。


masonbar at 23:54 │Comments(0)TrackBack(0)コーヒーについて 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
最新記事
Archives
Categories
Blog内検索