May 23, 2006

第7代ワールドチャンピオン&竹元さん10位入賞!

盛況の内にワールドバリスタチャンピオンシップが終了しました。
竹元日本代表は、10位入賞でした!
世界でトップ10入りです!!素晴らしい成績ですね。39カ国参加中の10位!
アジアの中でも日本のレベルはやはり飛び抜けているようで、アジア各国だけでなく、世界各国からの注目も集めています。
来年の日本での世界大会開催を目標にして、今回出場しなかった国もあるのでは、、とも関係者の間では話が出ていました。



finalist_finalさてさて、今年の決勝大会に進出したのは、デンマーク、スウェーデン、アイスランド、イギリス、アメリカ、カナダの計6カ国。女性2名、男性4名。
(写真は発表を待つファイナリストたち)




今年の優勝は、デンマーク出身の

クラウス トムセン氏!!

身長が2m近くある細身の彼は、落ち着いた丁寧なプレゼンテーションとその素晴らしいドリンクで観客を魅了していました。
デンマークの応援団は当然ですが、彼の紳士的なプレゼンテーションにはその他の観客も大きな拍手を送っていました。

final_hall決勝とあって、場内満席に溢れんばかりの立ち見客ですごい熱気!
席取りも早い段階から競争でした。席取りに出遅れた私は、遠くから望遠での撮影です。。すみません。。


彼はエスプレッソ、カプチーノ、シグナチャードリンクの順番で提供。

シグナチャードリンクは、逆三角錐型のグラスに、一番下にエスプレッソ、コーヒー豆、ミルク、砂糖を煮詰めてこしたクリームを入れ、最後にフレンチプレスで抽出したコーヒーを泡立てたフォームをかぶせた3層からなる飲み物。

競技者は割とフルーツを使ったりするケースが多いのですが、彼はコーヒーにあくまでもこだわっていました。見た目もとてもおいしそうで、とても飲みたかったです。

2位のカナダのサミーピッコロ氏に50点もの差をつけ、圧勝でした。
(予選では、サミーがクラウスに50点以上の差をつけ、1位通過だったのですが、、、残念ながらサミーは2位に終わりました)

優勝が決まった時の彼らの興奮具合は、、会場の床が抜けるのでは?!と思うぐらいの騒ぎぶりでした。

以下が6位までの順位です。

  1. デンマーク  クラウス トムセン氏
  2. カナダ    サミー ピッコロ氏
  3. アメリカ   マシュー リドル氏
  4. スウェーデン アンネ ルネルさん(女性)
  5. イギリス   ジェームス ホフマン氏
  6. アイスランド インゲボルグ ヨナ氏(女性)


world_champ終了後、バリスタパーティに少しお邪魔して、チャンピオンとお話することができたのですが、とても優しくて紳士。

周囲のおかげで自分は勝つ事ができたこと。同じデンマーク出身で元チャンピオンのフリッツ氏にトレーニングをしてもらったこと。
豆を提供してくれた焙煎業者、カフェの仲間、応援してくれた人たち。そうした全ての人のおかげで勝つ事ができて、本当に感謝していると話してくれました。

今後はどうするのかを聞いたところ、来年はもう大会には出場せず後進のバリスタのサポートに回るそうです。
アメリカもそうですが、北欧も傾向として、世界大会に出たチャンピオン達は後進の指導、大会の運営やジャッジなどのボランティアワークにまわります。
こうした事で技術だけでなく、コーヒーやバリスタの育成に対する姿勢も代々受け継がれていくのだろうな、と思いました。

北欧はノルディックカップを開催したり、北欧全体で交流し、技術をお互い高め合うなどしています。
その辺も彼らの強さに影響していることは間違いないのでは、と思います。



bern_night世界大会の開催も7回を数えるようになると色々な問題をはらむようになるようです。
世界の決勝進出者は常連のような国が多いですが、それ以外の国々も着実に実力を付けて来ていることが分かります。

7回ほどやってくると最初はルーズだったものが形とシステムを形成し始めてくるので、同時に課題も出てきます。
参加数や開催数が増えれば増える程、組織が大きくなってくるのと似たような課題にぶつかるのだと思いますが、そうした課題は次への前進、進化、発展のための過程なのでは、、と思います。

さまざまな軋轢や困難などがあるかと思いますが、そうした時には原点に立ち返り、この大会の目的、存在意義、いわゆるミッション(使命)は何なのかを思い出し、そして主役のバリスタのため、ひいてはスペシャルティコーヒー業界の発展のために行ってほしいとファンとして痛切に考えます。

そして、参加する側も見る側も、主催者、ジャッジ、多くのボランティアや応援団の支えがあって初めて出来る事だということも忘れてはならないな、、と思った大会でした。

今回、初めて大会を観戦しましたが、本当に良い経験になりました。
経験の浅い私に色々と教えて下さった大会関係者の皆様、仕事を下さった方々にこの場を借りて、心からお礼申しあげます。
本当にありがとうございました。



cappuccino_zurichzurich_airport







おかげさまで、私は無事に日本に帰ってくる事ができました。
今回はカフェに寄っている時間が全然なく、、大会開催中はほとんどコーヒーを飲みませんでした。。最後にチューリッヒ空港で飲んだカプチーノ。うーん。水っぽい。。

また展示会の様子などをアップしたいと思います。

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