April 03, 2006

コーヒーの種類 アラビカとロブスタ

コーヒーは、18世紀の植物学者カール・フォン・リンによって初めて学術上に記載されています。

coffee_cherries_ripe学名上はアカネ科の植物でコフィア属の植物です。
その属の下にさらに種という分類があり、スペシャルティコーヒーでよく使われるアラビカ種はここに分類されます(コフィア・アラビカ)。

さらに時々、このブログにも登場するロブスタ種というものもあります。これは正確には、カネフォラという種に属するのですが、カネフォラを大体一般的にロブスタと呼んでいます。

これにリベリカという種を加えるとコーヒー3大種と呼ばれますが、リベリカは日本にはまず入ってきません。

arabica_robusta今回は、簡単にロブスタ種とアラビカ種についてご紹介しておきます。

ロブスタ種とアラビカ種の主な違いについては、栽培環境、産出量と抵抗力です。


<ロブスタ種>

学術上の初めての記載は、1895年。

ロブスタ種は、標高約100m程度から700m程度の低地での栽培が可能です。
また、アラビカ種に比べて、病気などへの抵抗力が強いことから、栽培しやすく一本の樹木あたりの産出量も多いです。
世界のコーヒー生産量の約30%を占めます。

カフェイン含有量は、1.7%〜4.0%:アラビカ種の約2倍

ロブスタ種だけで構成されたコーヒーは、一般的にあまり良い味とはならないと言われます。
栽培コストが安く、主にインスタントコーヒーに使われるケースが多いです。

(味の特徴)
渋みや苦味が強く、香りはあまりない。

(主な産地)
西、および中央アフリカ・東南アジアなど


<アラビカ種>

数百年前にイエメンにて発見。学術上の記載は、1753年。

coffee_flowerアラビカ種は、標高1500mから2000mの高地で栽培されます。
コーヒーの白い花が咲いて、実が熟すまで約9ヶ月かかります。
害虫や病気などに対する抵抗力があまりないため、栽培に手間がかかります。

世界で生産されるコーヒーの約70%はアラビカ種になります。
多くのカフェやコーヒーの販売者は各地のアラビカ種(代表的なのはティピカやブルボンといった品種)をブレンドしたものを販売するケースが多いです。

カフェイン含有量は、約0.8%〜1.4%

(味の特徴)
まろやかな苦味、酸味などバランスがとれた味わい。豊かな香りを持つ。

(主な産地)
ラテンアメリカ・中央アメリカ・東アフリカ・インドネシアなど

arabica_robusta_beans
写真で見ると、ロブスタの豆の方が少しアラビカに比べて小さめです。


masonbar at 23:56 │Comments(0)TrackBack(0)コーヒー用語 

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