March 23, 2006

ゾッカオーナー ジェフ バブコックさん

Jeff_w_hat ジェフさんと今回、色々なお話をすることができました。
その横顔を少しご紹介したいと思います。


ゾッカは正式名称をZOKA Coffee Roaster & Tea Companyと言います。
ジェフさんは、このゾッカを1996年にアメリカ合衆国ワシントン州シアトルに友人と一緒に立ち上げました。

高品質なスペシャルティコーヒーをお客様に届けたい、、という想いからお店をオープン。現在シアトルには2店舗あり、有名なインディペンデント系カフェです。1号店目はOriginal Zokaと呼ばれるグリーンレイクという湖の側に位置し、2号店目はワシントン州立大学の側にあります。University Zoka(通称UZ)と呼ばれています。

1号店はダークブラウンの木目が落ち着きを漂わせる雰囲気で、近所の住宅街の常連さんたちが朝6:30にオープンするのを今か今かと並んで待っている程の人気店。
2号店は、大学の側ということもあって、終日レポートやディスカッションをしている学生で満席という状態。
ちなみに2号店は暖炉があります!
雨の多いシアトルでは、ちょっと肌寒い日も多いので、この暖炉が店の暖かさをより一層引き立てている感じです。
先日もUSA Todayでおいしいコーヒーが飲めるカフェ10店に選ばれていました。

今回一緒に来日していたフンさんによると、日本にいる時のジェフさんとシアトルでのジェフさんは全く別人だそうです。
そう言われてみれば、私も以前シアトルでお会いした時と違うかも、、と。
シアトルでは、(当たり前ですが)社長の立場ですし、アルバイトのバリスタやスタッフたちを含めても50人以上はいる従業員のトップにいるので、いつも眉間に皺を寄せている怖ーい存在でした。

お店のスタッフたちもジェフさんがひとたび店に足を踏み入れるなり、それまでのおしゃべりがピタッと止み、みんなちょっと緊張した表情に。
でも、みんなジェフさんが大好きです。なぜなら彼がゾッカをとても愛していて、コーヒーが大好きなのを知っているからです。

そんな厳しいジェフさんもお茶目な面をたくさん持っています。
以前にも書きましたが、彼はご飯、デザート、コーヒーの時間をこよなく愛しています。

プライベートでは、1年半前に結婚した奥様のブレンダさんととっても仲良し!本当にいつもいつも幸せそうにしています。
ブレンダさんはお料理が大好きだそうで、結婚してからというもの、彼女との夕食の時間が大切だから、と、早々に仕事を切り上げて自宅に帰ります。
「彼女は料理がとても上手でおいしいんだよ〜」と。ノロケなんですけどね(笑)
でも、日本の男性の方々は見習うべき点も多いのでは?!耳が痛い方、多いのではないですか??

**

ジェフさんに、日本のバリスタについて、またどんな事を日々大切に思っているかなどについて聞いてみました。

「日本のバリスタたちのプレゼンテーションは、プロフェッショナルな印象があって良かったよ。でももっともっと自分のコーヒーに対する想いを表現するべきだと思う。最終的にはお客様を楽しませ、またこのバリスタのいる店に来たいな、、と思ってもらえることが大切な事だから。」と。
ジャスティンさんにお話を伺った時も同じ事をおっしゃっていました。

そして、ジェフさんも大切に考えている事は、チームワーク
「コーヒーは、バリスタがただ入れて出来上がるものじゃない。農園の人々が栽培し、バイヤーが買付し、ロースターが焙煎し、バリスタの手を経てお客様へ渡される。コーヒー一つ入れるのだって、お店に色々な役割を果たしてくれるスタッフがいなければ出来ない。」

「もっともっとチームワークの大切さを店でコーヒーを入れている事を通じてでも、他店や海外のバリスタたちと一緒に作業したりすることででも学ぶべきだと思う。一人一人のスタッフが、このお店にとって、このコーヒーを出すために、大切な存在である事を思えるようにすべきだよ。スタッフの存在もとても重要だし、だから当然彼らが気持ちよく働けるように、マネージャーや経営者も環境を整える努力をしなくちゃならないんだよ。」と話してくれました。

そして、目指すは地域に根ざした、人々が常に集まるコミュニティカフェ!
ただのコーヒーショップではなく、コーヒーに合った食事ができるカフェを作っていきたいそうです。

普段は無口なジェフも、コーヒーとお店の話になると止まりません。
何しろ、普段のセリフは、"Time for Dinner!" "Time for Lunch!" "Time for Dessert!" "Time for Nap!(昼寝の時間)" ・・・本能のままですね。

冗談はさておき、コーヒーの話は止めないと本当に止まりません。
その時は「デザートどう?」の一言を持ち出します。
そうすると心はデザートへ。ちいちゃな子供のようです(笑)。

でも、さすが、数々の有名バリスタたちを輩出してきたゾッカコーヒーのオーナーです。
なんと、ジェフさん、準決勝の時から今回のチャンピオンである竹元さんが優勝すると予想していたそうです!聞いてびっくり!でも、さすがだなぁ、と思いました。

彼は、経営者なのでお店の数字的な面にももちろん厳しいです。当たり前ですよね。彼の経営手腕にスタッフたちの生活や未来もかかっているわけですから。
でも同時に、彼はスタッフの事もきちんとよく見ています。バリスタたちの動き、本部スタッフたちの動き。そうした事をきちんと自分の目で見て、きちんと評価し、何か事が起きれば問題点を話し合い、改善しようとします。
そして、今回初めてのトライで準決勝まで残ったゾッカジャパンのスタッフの女性、そして彼女を支えた会社のスタッフたちの活動を非常に高く評価していました。今後の飛躍につなげていけるような提案を数々しているそうです。

こうした経営者の下で働く事ができるスタッフたちは、幸せだなと思いました。
ぜひぜひ今後の展開にも期待したいと思います。

**


jeffandicecream最後は京都駅で、"Time for Icecream!"と言って、抹茶ソフトクリームを食べ、"Time for Pictures!"と言って、嬉々として新幹線の写真を撮っていました。全てはブレンダさんに見せるためだそうです。
どうもごちそうさまでした(笑)

masonbar at 18:46 │Comments(0)TrackBack(0)コーヒーピープル 

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