June 2006

June 30, 2006

管理人のひとりごと:カルティエのチョコレート

先日、知り合いからチョコレートを頂きました。

cartier_choco 阪神タイガースと同じぐらい、いやライブドアと同じぐらい、いやそれ以上でしょうか。世の中の人が知っているであろう高級ブランドのカルティエのチョコレートでした。

最初、カルティエのチョコレートとか言うので、ギャグかと思ったんですけど。本物のカルティエでもらえる(たぶん買い物したりしたら、だと思うんですけど)チョコレートらしいです。

で、なんでこのブログにそんなことを書いたかと言うと、中身がコーヒービーンチョコレートだったからなのです(笑)

cartier_choco2高級ブランドらしく、しっかりした金色の紙の袋に入って、ロゴマークも輝いてます。
中身はいたって普通のコーヒー豆にチョコレートをコーティングしたものでした。が、コーヒー豆好きの私にはおいしかったです。
(豆そのものを食べます。時々。香ばしくておいしいです。)

今週は、久しぶりに出稼ぎに出ていたので、疲れを取るのに甘いチョコレートは最高でした。もう若くありません(笑)。

そんな訳でちょっと更新が滞り気味ですが、また書きますので、お時間のあるときに立寄ってやって下さい。

June 29, 2006

バリスタジャムの話

バリスタジャムってご存知ですか?

私が日本でももっと開催されたらいいのになぁ、、と思うイベントの一つであるのですが。

バリスタによる(必ずしもバリスタだけではありませんが)、コーヒー勉強会のようなものです。
 
barsita_jamジャズで使われる楽しくて、創造的で、自然におきたりするジャムセッションという言葉にあやかってついた名前です。
バリスタ達が集まって、気楽に楽しく(でも真剣に!)お互いの技術や知識を習得したり、普段は会わない他店のバリスタ達と交流する場になっています。

バリスタジャムと言っても、エスプレッソやラテアートのやり方だけを学ぶわけではありません。
バリスタは、生産地で収穫され、運搬され、焙煎され、そしてお客様へ届ける最後の担い手です。コーヒーそのものについて学ぶことも大切な役目の一つです。そのため、バリスタジャムでは、カッピングや生産地のこと、焙煎についてなども学んだりします。

カリキュラムはその時その時さまざまです。参加する人々の職種もバリスタだけでなく、焙煎する人だったり、素人が参加する場合もあります。

こういう時はたいてい、街の中のとあるカフェがスポンサーのような役目を果たし、場所や機材を提供したり、指導役になったりします。時にはバリスタチャンピオンや上位入賞者、各店の教育責任者などが指導にあたります。

私も以前、全米バリスタチャンピオンのフンさんからトレーニングを受けたことがあります。ふふふ。でも聞くは易く、行うは難し、です(←勝手に作りました)。

なぜなら、何度もフンさんから話される理論をバリスタの卵ちゃん達に伝えるお手伝いをしたことがあったので、フンさんとしては、「あなたはエスプレッソについて、知識は持ってるでしょー。だから、できるでしょ?!」と。
でももちろん、彼女もそんな簡単にできるわけない、って分かってたから、かなりニヤニヤしてましたけど。ははは。

そして、時にはバリスタチャンピオンシップを想定したような、ジャッジがついた本格的なバリスタジャムが開催されることもあります。

バリスタジャムで気楽に、、のはずなんですけど、この時の表情は、参加者は本当に真剣だし、緊張していたりします。
ジャッジはチャンピオンシップのルールに則って審査しますので、ジャッジの表情も怖いのです(笑)

でも、終了後は、皆であーだこーだと、コーヒーを飲みながらフィードバックし合います。その時の雰囲気はとてもアットホームなもの。
みんな楽しそうです。
シアトルやアメリカのバリスタの層が厚いのもこうした草の根活動がやっぱり大きく影響しているのではないかと思います。
下の写真は、とあるバリスタジャムで作成されたラテアートの数々。

latte1latte2

June 26, 2006

カフェカフェ:カフェデカダンス

*****現在、すでに閉店しています*****

過去記事は、そのまま掲載しておきます。


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今日は知り合いの方にちょっと都内でお会いする機会があり、新しいカフェに行ってきました。

decadenceそのカフェは、
「カフェデカダンス Cafe Decadence」。

ラボエームなどを展開する株式会社グローバルダイニングのチョコレート専門店デカダンス・ドゥ・ショコラと同じブランド”デカダンス”の新業態です。

美味しいコーヒーの虜になってほしいと、自家焙煎を行う店内には、ピカピカの焙煎機、手動タイプのエスプレッソマシーンが。

自家焙煎のコーヒーとそれに合うチョコレートやスイーツ、キッシュなども用意されています。

代々木上原に5月19日にオープンしたばかりで、店内はダークブラウンのテーブル、椅子、かなり落した照明で、店名が示すようにちょっと”退廃的”なイメージ。

私はグアテマラSHBをストレートで(550円なり)。
しかも、なんとフレンチプレス!!
おおー。都内では珍しいかもしれません。こういうちょっと大きな会社がやっているカフェで提供しているのは。

そして知り合いの方は、カフェラテ(ショートサイズ290円〜)とチョコレートを。

お味の方は、自家焙煎のためか新鮮さがありました。
カフェラテを少し意地汚くも味見させていただきましたが、やはりまだオープン間もないためか、マシンの扱いになれていない感があり(手動らしいので扱い難しそう!!)、スチーミングが粗かったのが残念。

広い通りに面して数席のテラス席もあるので、週末などの散歩の途中に立寄るのも良いかもしれません。ちょっとしたスイーツなんかも楽しめるし。

今後に期待したいと思います。


すでに成城学園駅徒歩1分の立地にも出店済み。
東京のカフェ事情は、なんだかんだと競争がある…ような、ないような。
再度、一考の価値ありの土地な気がします。

dec_logo「Cafe Decadence 代々木上原」 
(カフェ デカダンス ヨヨギウエハラ)
ロゴもちょっとやる気無さげ。結構好きです、こういうの(笑)


住所:東京都渋谷区上原1−25−6
アクセス:東京メトロ千代田線、小田急小田原線 代々木上原駅より徒歩3分
電話:03-5790-6671 FAX:03-5790-6672
営業時間:7:00〜21:00
年中無休

June 24, 2006

管理人のひとりごと:

1fabda6b.jpg先日、車を運転しながらラジオを聞いていました。

ある番組で、天才ジャズピアニストと呼ばれる若干19歳のエルダー・ジャンギロフさんが登場していました。

彼は、ソ連のキルギス共和国出身で、現在はアメリカ在住です。

ピアノの先生をしていたお母さんとジャズ好きのお父さんの間に生まれ、3歳に初めてピアノを弾き、5歳でお父さんがその才能を見出します。

ジャズ好きのお父さんのコレクションからレコードを抜き出して聞いては、一音間違えずに弾いたそうです。
そんな彼は、ジャズのプロからの注目を集め、13歳で2000年のグラミー賞授賞式にBGMの演奏をしたという経歴の持ち主。

彼は、天才と言われながらも、それにおごる感じは全くなく、音楽が好きで好きでたまらない!って様子でした。

そんな彼の口から飛び出した言葉で一番多かったのが「Passion 情熱」。
彼にとって一番大切なものだそうです。

コーヒーピープル達と同じ事言ってる・・・って思いました。

どんな世界でも成功するためには(成功という言葉への解釈は人それぞれだし、あまり適切な言葉ではないかもしれませんが。)、やっぱり情熱はとても大事な要素なのね、と改めて感じたのですが。

そんなエルダーさんが、今まで楽器をやったことないけど始めたいと思っている人へのアドバイスをくれました。

「Practice! 練習だよ!」と。

これもやっぱりコーヒーピープル達と一緒の言葉。
バリスタとして、コーヒー豆を売る人間として、おいしいコーヒーをお客様へ入れる為に、常に研究や練習を怠ってはいけないよ、とどのコーヒーピープルに会っても言います。

そしてこの背後にあるのは、一生懸命継続することと情熱を持ち続けるための「忍耐力」でしょうか。

好きな事を仕事にできたら本当に幸せでしょうね。
なるべく楽しい方がいいに決まってますから。

でも残念ながら楽しい事だけじゃなくて、辛い事も色々な事が起きるんだと思いますが、でも粛々と淡々と自分がやるべき事をやり続ける事が最終的な成功へと結びつくのだと思います。
それはきっと時間がかかっても自分の血となり肉となるんだろうなぁ、、と思います。そんな時はなんともいえない充足感を持つ事が出来るのではないでしょうか。そして、自信へと繋がっていく気がします。

そう、でもあまり頑張りすぎて消耗してもいけません。
バランスを取りながら、進んでいけたらいいですよね。
エルダーさんは、そんな時は夜のビーチで気分転換したりするそうです。
皆さんはどんな風に気分転換されるでしょうか。

なんだか、その夜はコーヒーがとても恋しくなって、自家製コーヒーゼリーをお供に楽しみました。私の気分転換は食べる事?!笑
おかげで継続的にでぶデブでぶ…

June 23, 2006

コーヒーの歴史:コーヒーが世界を席巻(2)

(1)からの続きです

□ヨーロッパから中米へ移動するコーヒー□


オランダがコーヒーの栽培に成功すると、オランダ人から時のフランス国王ルイ14世へと献上されます。その時のルイ14世は、、

Louis XIV is said to have spent an entire day communing with the coffee tree (probably thinking about all the money coffee was going to make for the royal coffers).
ルイ14世は、言い伝えによると、丸一日コーヒーの木と親しげに話しかけて過ごしていたと言われています。
(おそらく、コーヒーがフランスの王室財政に寄与してくれるであろうお金の事を考えながらのことでしょう)

お金のことしか頭にありません。まあ、国王ですからね。
*太陽王と呼ばれた彼はブルボン王朝最盛期の王ですが、放漫財政のため、国家は常に財政難にあえいでいました。
これが結果として、後のフランス革命の原因になったと言います。


そのコーヒーの木は、フランス王立植物園のジャルダン・デ・プラントに植林され、大切に保護されていました。

*ヨーロッパで初めて温室が作られたのは、この貴重なコーヒーの木を育てるためだったそうです。


しかし、1720年頃、中南米へコーヒーをもたらした人物が現れます。
コーヒー世界のヒーローと言われる人物です。


□コーヒー、大西洋を渡る□

caribbeanフランスの若い海軍士官であったガブリエル マシュー ド クリューが、カリブ諸島のひとつであるマルティニーク島へ出帆する際に、コーヒーの木を持っていこうとします。
植物園と交渉にあたりますが難航し、結局は夜闇に紛れて植物園から盗み出します。He finally stole the coffee trees.です。
この辺はへそに豆をまきつけて盗み出したインド人バーバ ブーダンのようです。(笑)

カリブ諸島への旅が始まりましたが、困難が続きます。
仲間の裏切りや海賊、嵐などが次から次へとクリューを襲います。
なんとか嵐を切り抜けたものの、今度は強い日照りで貴重なコーヒーの苗が枯れそうになったりしました。
clieuその時、クリューは自分の配布分の水を半分コーヒーに与え守り続けたのでした。そして、ようやくマルティニーク島へ到着します。

マルティニーク島へ到着したコーヒーの木は、
Under armed guard, the sprout grew strong in Martinique.
武装した警備の元、マルティニーク島で芽は丈夫に育ちました。

Fifty years later, there were 18,680 coffee trees there, and coffee cultivation was established in Haiti, Mexico, and most of the islands of the Caribbean.
50年後、マルティニーク島では18,680本ものコーヒーの木が存在し、コーヒー栽培はハイチ、メキシコ、カリブ海のほとんどの島で始まったのでした。


□そしてブラジルへ  10億ドルのブーケ□

flowerさて、ようやく世界最大のコーヒー生産国ブラジルの登場です。

ブラジルもコーヒー市場への参入に興味を持ちました。1727年、ブラジルは一人の官吏をフランス領ギアナへ送ります。

その役人は、人当たりもよく、容貌も魅力的(charming)だったことから、

He so successfully charmed the French governor's wife that she sent him a bouquet of flowers all the seeds and shoots were buried in.
*so…that〜 とても…なので、〜だ。

ブラジル官吏は、フランス総督の妻を魅了する(charm)ことに成功し、彼女は彼に(コーヒーの)種と芽を埋め込んだ花束を送ったのでした。

こうしてブラジルは、10億ドル規模へと発展するコーヒー栽培への第一歩、最大生産国への第一歩を踏み出したのでした。

□コーヒー、故郷へ帰る□

1893年まで、時を待つ事になりますが、その年にブラジルからケニア、現在のタンザニアへとコーヒー豆がもたらされます。

こうしてコーヒー発祥の地であるエチオピアからわずか2〜300マイルの土地へと再度コーヒーがもたらされ、約6世紀に渡るコーヒーの世界を巡る旅が終わるのでした。


June 22, 2006

カフェ ベンベヌート

d3a629f2.jpg今日は友人との待ち合わせまで時間があるので、表参道駅からすぐのカフェベンベヌートへ寄りました。

赤をアクセントにして白が基調の店内。駅隣接のビルの一角のためか、店内はさっぱりした印象。
マシンは赤のチンバリが。

今日はカフェラテ(450円なり)をオーダーしました。
先輩らしきスタッフから指導を受けながらバリスタさんが入れてくれました。

エスプレッソシングル(300円なり)からメニューがありイタリア系のカフェでしょうか。きちんと一回一回豆も挽いてくれます。

スチームは訓練中なのか、フォームはほとんどないのでラテアートがうすいのが残念。。
エスプレッソは苦みが強めだったので、ミルクのスチーミングが甘めに仕上がっていたら嬉しかったな、というのが感想です。

食事のメニューもパニーニやパスタが用意されていてドリンクとセットになっているし、表通りを少し入ったところにあるので、ちょっと立ち寄って過ごすのに良いかも、と思いました。

また来たいと思います。

取り急ぎ、カフェベンベヌートからの実況報告でした〜。

masonbar at 19:32|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

June 21, 2006

コーヒーの歴史:コーヒーが世界を席巻(1)

エチオピアに始まったコーヒーの歴史。
さて、次はコーヒーが世界にその勢力を拡大し始める話をご紹介したいと思います。
英語を取り混ぜながら見てみたいと思います。

エチオピアからイエメンにコーヒーが伝わったは前にしましたが、14世紀の終わりにはイエメンで栽培されており、当時、コーヒー栽培を独占するために豆を輸出するときは、乾かしてからか、もしくはゆでてからでないと輸出を許可していませんでした。

The Arabs, protective of their discovery, refused to allow fertile seed to leave their country, insititing that all beans first be parched or boiled.
(アラブでは、その発見を保護するために、熟した種を輸出することを拒否していました。あくまでも全ての豆をあらかじめ乾燥させるかゆでてから、と主張していたのです)
*refuse to 〜 〜することを拒否する、拒絶する
*allow A to B   AにBすることを許す
*insist 主張する、といった単語の後にthat節で説明がつづく場合、その節の中の動詞は原形になります。だから今はbeになってますね。

そんな中、1650年頃になるとインド人巡礼者のバーバ ブーダンなる人物が、こっそりとおへそに7つのコーヒーの種を巻き付け、インドのチックマガール地方へと持ち出します。

こうしてインドへとコーヒーが伝わります。

同じ頃、フランスやオランダ、ポルトガルもコーヒー栽培に興味を持ち始めます。お金儲けの臭いがぷんぷんしたからです。

The French, Dutch, and Portuguese all became interested in the money-making potential of coffee cultivation,
(フランス人、オランダ人、ポルトガル人達は皆、コーヒー栽培がお金儲けの潜在的な可能性を秘めていると思い、興味を持ち始めました。)
*become intersted in〜 〜に興味を持つようになる

しかし、世の中そうは甘くありません。

but various attempts to propagate coffee in Europe failed because the coffee tree does not tolerate frost.
(しかし、ヨーロッパでコーヒーを繁殖させるために様々な試みがなされたが、コーヒーの木が霜に耐えられないために失敗に終わったのでした。

でも、お金儲けのためなら、諦めません。

オランダは、(恐らくバーバ ブーダンが持ち帰った種の子孫にあたる)コーヒーの種をセイロン(今のスリランカ)やジャワへ持ち込みます。
*植民地政策そのままですね..歴史は巡る巡る

The Dutch carried coffee to Ceylon and then to Java, where, after some effort, coffee growing was established on a commercial basis at the beginning of the eighteenth century.
(オランダ人は、セイロン、そしてジャワへとコーヒーをもたらした。そしてそこで、試行錯誤の結果、18世紀初めに、商業ベースでのコーヒー栽培が確立されるようになったのでした。)

こうした商業ベースにのることで、歴史的にはこのあたりでヨーロッパの貴族階級やその他の富裕層が、贅沢品の域を出ないながらも、日常の嗜好品としてコーヒーを楽しめる時代になったのです。

出典:Kenneth Davids 著 Coffee - A Guide to Buying, Brewing and Enjoying(fifth edition)

June 19, 2006

本日のコーヒー:宮越屋珈琲 ジャバロブスタ

嬉しいニュースがありました。
私の生徒の一人である高校生の娘さんの英語の成績がアップ!
先日返却された中間試験(懐かしい響き!)で高校生活3年目にして初めて、英語の試験で70点台を取ったそうです!

2年生の時は、30〜40点あたりをずっとウロウロ。
それが一気に倍近くになったので、本人も少しやる気が出て来たみたいで、秋には英検にチャレンジすると言ってくれました。とても嬉しい。

というわけで、あまりの嬉しさに、本日はチョコレートスコーンを大量に生産しました。
それに合わせて、相棒から北海道土産に頂いた宮越屋珈琲の”ジャバロブスタ”を試飲。フレンチプレスで…

とても洗練された茶色の袋を開けると、、あまり香りがしません。
ロブスタはあまり香りがしないですね。
javarobusta_miyakoshi
豆を出してみるとふかーいふかーい焙煎。
黒にやや近い濃ーい濃ーい茶色です。ピカピカとオイルが表面に出て、輝いています。とてもきれい!
こういう色の洋服が欲しいです(笑)



robusta_arabicaロブスタのお豆は、通常スペシャルティコーヒーに使われるアラビカ種に比べると丸みがあって少し小さめ。
写真の左がロブスタで、右がアラビカです。
(両者の簡単な説明についてはこちらをどうぞ)

挽いてみてもあまり香りはしないかも。
待つ事3分。一口目、飲んでみると香ばしい感じです。麦の香ばしさといったところでしょうか。
焙煎も深いので、酸味はほとんどありません。苦味が勝っています。
最近はカップオブエクセレンスの透明感のある豆を飲む事が多かったのもあるのか、より”重く”感じます。

robsuta_arabica2ロブスタは一般的にインスタントに使われたり、ブレンドのちょっとした風味付けに使われる事が多い脇役な豆というイメージですが、単体で飲んでも、なかなかおいしいです。(写真は左ロブスタ、右アラビカ)

ただ、私には結構ヘビーに感じられるので、途中、少し温度が下がったところへミルクを加えてみました。(←邪道?!)
最初入れて飲んだ時は、うーん、イマイチかなぁ?!と思ったのですが、また少し温度が下がって飲んでみると、黒蜜のような甘さを感じました(決してミルクの甘さだけじゃないですよー)。
ストレートで飲んだ時に感じた甘みが、よりはっきりイメージできました。

インド産のロブスタを飲んだ時は、酸味を感じる少し軽めの印象だったのですが、きっと焙煎が浅めだったんでしょうね。コーヒーは焙煎の度合いによっても味が本当に変わるので、生き物だなぁ、と実感します。

最近は、シアトルでもロブスタの取扱いについては色々と議論がなされているようですが、、さてこればかりは、その店が出したい”味”がどういうものなのか、に大きく依存しますね。

飲み終えた後は、やはり少し喉の辺りになんとなく粘度の高い後味が残るのですが、時として気分転換に飲むのも悪くないです。
一緒に合わせるデザートも濃厚なものが良さそうですね。

相棒様、ごちそうさまでした。

June 17, 2006

コーヒーレビュードットコム

ade19342.jpg ケニス デイビット氏が創設者の一人である”コーヒーレビュー”
全米各地のカフェの豆をブラインド(どこの豆か分からない状態で)で、チェックし、採点した結果を載せているサイトです。

もうご存知の方も多いかとは思いますが、とても有名なサイトですし、カッピングした時の味の評価なども英語で載っているので、ご参考になれば、、と思ったので、ご紹介します。

**コーヒーレビューの採点方法**

コーヒーレビューで採点する基準は、以下の5つ
  • aroma  アロマ/香り
  • acidity  酸味
  • body    コク
  • flavor   味
  • aftertaste 後味
これをデイビッド氏やその他経験豊富で著名なアメリカのコーヒーピープルの方々がカッピングを行い、各項目に対して10点満点で採点します。


基準点となる50点に、この5項目の点数を加算し、100点が最高得点としてそのコーヒーの評価を表します。

<Aroma アロマ>

どれぐらいの強さや心地よい香りであるかをチェック。アロマのチェックを行うのは、そのコーヒーがどのような酸味や味をしているかを知る最初の手がかりとなるため最初に確認します。

<Acidity 酸味>

酸味はただ単に”酸っぱい”とか、”渋い”といった感覚ではなく(時としてありますが、それは良くないものです)、鮮やかさとかワインで言うようなドライさであったり、透明感をもった感覚で、これを評価していきます。

<Body コク>

コクは、味に粘度や強さを与える”重さ”の感覚です。なので、軽くて繊細、だったり、重くて存在感があるものだったり、薄くてイマイチなものだったりします。

<Flavor and Aftertaste 味と後味

味については、バランスが取れているか、複雑な味か、深みがあるかといったことで確認し、後味は飲み込んだ後などでどれぐらいコーヒーの味が残ったかといった点を確認します。

<Overall Rating 最終得点

基準点の50点に上記5項目の採点をプラスした合計点数がそのコーヒーの評価得点になります。以下が点数に応じた評価です。

95-100
ずば抜けて優秀
90-94 非常に優秀
85-89 とても良い
80-84 良い
75-79 標準
70-74 悪い
<70 不適切

<Roast 焙煎度合い>

アグトロンでチェックした数値で焙煎の度合いを表します。これは、全米スペシャルティコーヒー協会で開発したものに準拠しています。

数値が高いほど、焙煎度合いは浅く、数値が低い程、焙煎が深いものになります。焙煎度合で味の評価への影響が出る場合もあります。評価の際にきちんとした形で計測したもので焙煎度合いを表記しておきます。

焙煎
agtron
アグトロン
特徴
ライト
> 70 薄い茶色からシナモン色
軽いコク、香りはわずか
紅茶のような味
豆の表面にオイルは出ていない
ミディアム
ライト
61 - 69 薄い茶色
はっきりとした酸味で
生豆の特徴が顕著
豆の表面にオイルなし
ミディアム
50 - 60 薄い茶色と茶色の中間ぐらい
バランスの取れた酸味、
コクが出てくる
まだオイルはほとんど出ない
ミディアム
ダーク
45 - 49 茶色
オイルの滴が表面にやや見える
苦味のある甘さが現れる
酸味が姿を消し、コクがある
ダーク
35 - 44 濃茶色から黒に近い色
オイルが表面に出る
苦味のある甘さが酸味とコクを凌ぐ
ベリーダーク
25 - 34 オイルで輝いた黒色の表面
コクも消え、生豆の特徴も
ほとんど感じられなくなる
エクストリームダーク
< 25 黒く輝く表面
焼けたような苦味を持つ

**

アメリカのカフェやロースターの豆の評価なので、あまり入手できないかもしれないからイマイチかもしれないんですけど、でも同じ生産地の豆などをプロはどう評価しているのか、とか、その産地の豆はどんな印象なのか、などを見てみるだけでも参考になるかも。


点数表記ですし、味の評価は英単語で手短かに表現しているので、語彙を確認するのにも役に立つと思います。

デイビッド氏が書いたいろいろな記事も載ってますので、それもまた面白いです。良かったらのぞいてみてください。
何か面白そうな記事があったら、私もまたこちらでご紹介したいと思います。

CoffeeReview.com

本日のコーヒー:ブラジル サマンパイア

scone_honey本日はスコーンを焼きました。
初めてのレシピで焼いたのですが、なかなかよくできました。
ハチミツをたっぷりつけて頂くお供に、やっぱりコーヒー(笑)



brasil_beans今日は、創作珈琲工房”くれーある”さんのブラジル サマンパイア農場のお豆です。

きれいな濃いめ(ダークまではいきません)の茶色をした焙煎は、袋を開けると花のような甘い香り。
ふふふ。楽しみです。

で、もちろん、しつこいですが、フレンチプレスです。(ほんと、しつこくてごめんなさい。)

入れたてを飲むと、香ばしい!
チョコレートのような味です。バランスがとても良い、甘みを感じるコーヒーです。
酸味は、少し温度が下がると、のどごしに軽く感じる程度。
全体的に甘みを感じるコーヒーで、ごくごくと飲んでしまいます。

**

brasil_flagさてさて、ブラジルですが、皆さんもよくご存知のコーヒーの最大生産国です。
ポルトガルの植民地だったとか、プランテーションとか移民とか自動車生産といった、そんな言葉ぐらいしか知識貧困な私には思い浮かばなかったのですが、あ、あとサッカーですな。(日本、、悲しい負け方でしたね。ワールドカップ。頼むよ、ジーコ…)

歴史を見てみると、流血騒ぎがほとんどない状態で独立を果たした国でした。なかなか面白かったです。

brasil_mapブラジルは、首都ブラジリア。南米最大の国で、日本の約23倍。(イメージわきません。大きいのはちゃんと分かりますが。笑)

1500年にポルトガル人カブラルによって発見され、それ以降、ポルトガルによる支配が始まります。なので、公用語はポルトガル語で、宗教はカトリック。人口の約半分は欧米系、40%ほどが混血、あとの数%がアフリカ系黒人などです。

ブラジルの経済的発展は、16世紀のサトウキビ栽培から始まり、それが衰退し始めると、18世紀から19世紀にかけてゴールドラッシュに沸きます。
しかし、金の発掘もやがては下火になり、それに代わってコーヒーが登場し始めました。

コーヒーがブラジルに初めて紹介されたのは18世紀のことで、フランス領ギアナからでした。
当初は、先住民などが奴隷と化していたため労働力が豊富だったリオデジャネイロでの栽培が盛んだったそうですが、1888年の奴隷制度廃止やヨーロッパからの移民流入といった影響を受け、コーヒーの栽培に適した土壌を持つブラジル南部へと移っていきました。

こうしてブラジルは世界最大の産出国へと成長していきます。

ただ農業だけかと思うと、そんな事はなく、豊富な鉄鉱資源や油田を持っています。
こうしたエネルギーの豊かさを背景に安定した成長を果たしている国です。

ブラジルは1822年にポルトガルから独立を果たします。
この時、その他のスペイン統治下にあった南米諸国が独立戦争を行っていたのと反対に、ポルトガル国王の王子がブラジル総督を務めていた間に、ほとんど戦争をすることなく独立を表明し、国家となります。

20世紀の第二次世界大戦後は、政情不安定な時代を送りますが、1980年代あたりからの政策により政情が安定し始め、経済成長も続いています。

工業、農業などがわりとバランスよく発展しているブラジルは、世界でも5位の国土の広さや人口(若い人の比率の方が年配の人よりも高い)の多さを抱える国です。(ただ、最近はブラジルも出生率が低下するなど問題も抱え始めていますが。。)

今まではコーヒーは主要な輸出品でしたが、自国内消費も徐々に増加中。
豊富な資源を背景にこれからどんな風に発展し、南米諸国でのリーダーシップを発揮してくるのか、時々ウォッチしていきたいと思います。

そうそう、面白いところではブラジルの建築も結構高いレベルを誇るそうです。首都ブラジリアの建築物などがそうで、アメリカやヨーロッパから吸収したのだとか。興味深い国の一つとなりました。世界は広くて面白い!

**

あ、ちなみにスコーンのレシピ知りたい方、遠慮なくお申し付け下さいね。
指が疲れるのです…このスコーン。

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