March 2006

March 31, 2006

カフェカフェ ゾッカ赤坂店

今日はゾッカ赤坂店にお邪魔しました。

ゾッカ赤坂店1周年を記念して、今月は色々なイベントが開催されていました。
今日が最後のイベント開催日で、”ラテアートトライアル!”なるものが行われていました。

お客様が自分でミルクをスチーミングして、ラテアートを描くという、イベントです。
1回トライアル、500円なり。結構お得です。

店内には、
ラマルゾッコのエスプレッソマシンがイベント用に特別に設置されて、それでカフェラテを作れるんです。なかなかこんなに立派なマシンを触れる機会はありません!

latteart_trial
しかも、先日のジャパンバリスタチャンピオンシップ準決勝まで進んだ斉藤バリスタや、櫛浜さんというゾッカのエースバリスタさんたちが丁寧に一人一人教えてくれて、記念撮影&スペシャルスイーツも提供してくれるのです。

私は夕方お邪魔したのですが、次から次へと常連さんらしき方や、ふらっと立寄った方から、結構たくさんのお客様が順番を待っていらっしゃいました。

知り合いのゾッカの方に会ったら、「トライアルいかがですか?」とニコニコしながら声をかけて下さいました。
でも、その方は、私のスチーミングの実力を知っているので、どちらかというとニヤニヤって感じでしたけど(笑)

まあ、何度かやってみたのですが、、毎回ボコボコと地獄の池はさぞかしこんな音がするのであろう、というマグマが吹き出さんばかりの音がします。いつだったかは、本当にミルクがピッチャーから飛び出して洋服やマシン周りを汚したし。。

トライしようかと思いましたが、結構混んでいたので、あきらめてラテを頂いて帰ってきました。


ゾッカのエスプレッソは、中南米の豆、インドネシア、アフリカの豆など数種類ブレンドしたもので、エスプレッソローストと呼んでいる焙煎で、とても美しい色をしています。

latte
丁寧にスチーミングされたミルクはきめの細かいマイクロバブルで、きれいなロゼッタリーフが描かれていました。
ミルクの甘さとエスプレッソがちょうどよく調和していておいしかったです。(写真は黒蜜を使った黒蜜ラテ。これもおいしかった)

たまたま隣り合わせたオーストラリア人の方とイタリア人の方と少しお話をしました。
オーストラリアの方はトライアルに参加したらしく、ご自分でいれたカフェラテを「どうだい?結構うまくできたでしょ?」と見せてくれて、おいしそうに飲んでいらっしゃいました。
イタリアの方は、エスプレッソがもう少し濃い方がいいなぁ〜とイタリア人らしい発言。

何しろ、「Espresso is a part of our life!エスプレッソは生活(どちらかというと人生かな)の一部だからね。」と誇らしげにちょっと鼻を上に向けて、おっしゃっていましたから。

ゾッカは外資系企業が割と多い赤坂という立地のためか、外国人のお客様も多くみかけます。彼らも目が合うとフレンドリーに話しかけてきてくれますが、それもまたゾッカの暖かみのある雰囲気に一役買ってくれているんだな、と思いました。

帰る時もトライアルを待つお客様で列が出来ていて、お客様もかなり楽しそうにしていらしたのが印象的。
こうした顧客参加型のイベントがあると、よりそのカフェやブランドに対する理解が深まっていいですね。

機会があったら、次回こそは挑戦したいと思います。たぶん。。

zoka_akasakaZOKA COFFEE AKASAKA

東京都港区赤坂3-2-2 アマンド赤坂ビル1・2F
03-3560-7251
月〜木:7:30〜22:00 金:7:30〜23:00
土:8:00〜20:00 日/祝祭日:8:00〜18:00

March 30, 2006

カフェカフェ ポールバセットへ

*****2008年1月現時点で、ポールバセット銀座店はバールのように変わったそうです。変わらず、ポールバセットのコーヒーは楽しめるようですが、バールとしてのイメージが前面に押し出されているようです。ご参考までに*****


以下、過去の記事はそのまま掲載しておきます。

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今日は都内で仕事があったので、その際に今年1月に銀座にオープンしたポールバセットカフェへ行ってきました。

銀座は数寄屋橋交差点から徒歩1分という素晴らしい立地にあるカフェ。

銀座という場所柄か、黒く塗装した木と塗装していない木の白さとのコントラストによって、シックな雰囲気を持った落ち着きのある店作りになっています。

ポールバセット氏は、25歳で第4回目のワールドバリスタチャンピオンシップで優勝したオーストラリア出身のバリスタです。
その彼と、パティシェ世界チャンピオンの辻口博啓氏がスイーツを担当するという、コーヒーとスイーツの世界チャンピオンのコラボレーションカフェです。

接客も通常のセルフスタイルではなく、フルサービス形式。
スタッフの方が入口で席に案内してくれ、オーダー受付、品物をテーブルで行い、最後にお会計、というスタイルです。

そのためかな、お値段はやや高め。

basett_latteset今日は、カフェラテとチョコレート(高級ショコラですね〜)のセットを頼みました。お値段は913円。

フルサービスになるとこれぐらいの金額じゃないと採算が合わないですね、たぶん。本当はもう少しほしいところのような気もしますが。

エスプレッソが新鮮なためか、ガスが出ています。
きめ細かいミルクの泡の下からボコッ、ボコッと泡が出ては割れる、という状態です。

一口飲んでみると、温度は熱すぎず、ぬるすぎず、私にはちょうど良かったです。
焙煎が深煎りなのと、エスプレッソの粉の量が多めという事も手伝ってか、かなり苦味が強い印象でした。
ミルクもチョコレートがついたりするのが前提なのか、あまり甘みは感じず、割とさっぱりした味わい。
なので、エスプレッソの方が勝っていたように感じました。
全体的には新鮮なのでおいしいのですが、少しコクが強い個性的というか主張する味でした。
これがきっと”ポールさんの味”なんでしょうね。

オープン直前のポールバセットカフェにお邪魔する機会に恵まれ、ポールさんご本人にお会いする事もできたのですが、その時にポールさんは「コーヒーは新鮮さが命だから、コーヒーの鮮度を最優先するために、日本で焙煎することを決めたんだ。それだけは絶対に譲れないから。」とお話しして下さいました。

忙しい時にも関わらず、日本人バリスタの方たちをトレーニングしながら、私と相棒の話し相手を親切にして下さった紳士的な方でした。
余談ですが、ポールさんはなかなかイケメンです。


以前、日本のバリスタ大会でヘッドジャッジを務めて下さったジャスティンさんも、ポールさんと同じオーストラリア出身。
ポールさんとはお友達だそうで、彼と仕事をしている時にポールさんの話になりました。

「ポール バセットは、半年以上の間、自分の味を見つけるために、エスプレッソの研究を続けていたよ。
エスプレッソのコーヒーの量を変えたり、抽出する時間を変えたり、それはもうあきらめずに何度も何度も。バリスタにとって大切な事だよ。
そして、ようやく自分が納得する自分の味というものを見つけたんだよ。それが今のポールのエスプレッソに対する哲学でもあるんだよ。」
と話してくれました。

ポールさんは、時に厳しい面もありますが、彼は彼自身の哲学を持ち、それを信念として努力してきた結果、様々な分野で活躍し、成功しています。
仕事をする上で大切な事は、バリスタという職業やコーヒー業界に限らず、どこでも一緒なのね、、と再認識したひとときでした。

おいしいコーヒーを飲んで、気分もよくなり、あとはお店の外観写真撮って帰ろう〜と、カメラを取り出したら電源がつかず。。
充電した電池を自宅に置きっぱなしにしてしまい、中身のないデジカメを持ち歩いていたようです。。

その瞬間、雨が私の顔にあたり、なんだかトホホな気分になりました。
我が家には、雨粒が最初に顔にあたった人がおバカさん、という訳の分からない言い伝えがあります。
だから余計とほほな気分だったのかもしれません。

basett_shopでも悔しかったので、携帯のズームを使い撮ってみました。ピンぼけで全然分かりません。。。






Paul Bassett Ginza(ポールバセットWebサイト)

東京都中央区銀座6-4-6 銀座646ビル1F
03-5537-0257
月〜金:8:00〜27:00 祝日・祭日:10:00〜23:00

東京メトロ銀座線、丸の内線、日比谷線「銀座駅」下車、C2出口より新橋方面に向かって徒歩1分
2階は、Pizza Salvatore Cuomoピッツア サルバトーレ クオモです

March 29, 2006

コーヒー 第3の波

今日は、横浜港北ニュータウンに出掛け、横浜馬車道十番館というカフェでコーヒーを飲んでました。
こちらの十番館オリジナルブレンドを頂いたのですが、いわゆるクラシックな感じのカフェ。ダークブラウンの什器に、スタッフは昔風の統一されたユニフォームに白いエプロン。落ち着いた雰囲気です。

色々なコーヒーショップがあるなぁ、とか、自分にとってコーヒーは何だろう、、とか色々な事を考えた今日の昼下がり。

私はよくcoffeegeek.comというサイトをのぞくのですが、そこで、Nick Choという男性が書いた記事が面白かったので、少し要約でも書こうかと思います。

nickニックさんについてちょっと紹介すると、彼は自身のカフェをワシントン州に持っています。
同時にアメリカバリスタチャンピオンシップの正式審査員でもあります。
彼もシアトルでは有名な人で、昨年シアトルで開催されたNorthwest Barista Championshipでは司会をしていました。愉快な韓国系アメリカ人です。

"The Third Wave"と"バリスタギルド"

第3の波を説明する前に、バリスタギルドという組織についても話しておきたいと思います。
アメリカにはSCAAというスペシャルティコーヒー協会があります。
この協会は、スペシャルティコーヒービジネス全般(生産者や供給者、卸業者などの活動)をサポートしますが、日々の仕事を行うバリスタをメインでサポートする訳ではありません。
そこで、ゾッカの焙煎責任者であるクリス デイビッドソンさん(コーヒービールを作った人です)、ディスマス スミスさんが中心になって、バリスタを互いにサポートし合い、技術、精神面を高めあう組織を作りました。
この組織の存在、バリスタの存在が、第3の波の活動には必須であると考えています。

"The Third Wave - 第3の波"

ニックさん曰く、現代のコーヒーの世界には、今までに大きな2つの波があったと言います。

第1の波は、第二次世界大戦後。
アメリカがその存在感をより強く発揮していた頃でしょうか。
いわゆるコーヒーメーカーで大量に作るレギュラーコーヒーやインスタントコーヒーが市場に溢れていた頃。
コーヒーは”楽しむ”ものというより、”消費する”ものだったと考えています。

第2の波は、エスプレッソが世界に出回り始めた頃。
スターバックスが世界を席巻し始めた時期になるでしょうか。
ロブスタ種が主流だったのがアラビカ種が台頭し始め、コーヒーそのものの品質が向上した時期。
そして、バリスタという存在が少しずつ注目を集め始めた頃でもあると思います。

そして、第3の波。
それは、コーヒーそれ自体に主張させよう、というもの。
ちょっと分かり辛いですよね、すみません。


第1、第2の波の期間、コーヒーというものは、”カフェインを与えしゃきっとさせてくれるもの、温かい飲み物、飲みながら会話を楽しむもの、ホイップクリーム加えたりして楽しむもの、、”といった、我々消費者にたいして何を与えてくれるのか、という点で、その価値を計っていたと言います。

でも、コーヒー豆は農作物であり、生き物です。スペシャルティコーヒーはよくワインと同じように色々な表情を持っていると言われます。
そのためワインが収穫年によってその味を変えるようにスペシャルティコーヒーも毎年同じ農園で作っていても、異なる味を生み出すことがあります。

様々な表情を持っているコーヒー、そのコーヒー自体は何者なのか、すなわちどんな農園で生まれ、どんな味を持っているのか、いつ焙煎され、どんなブレンドでエスプレッソを成しているのか、、
なぜならスペシャルティコーヒーを生み出すまでには、とても多くの人手、時間、お金がかかっているからです。
そういうった情報をもっとお客様に提供し、そのコーヒーの持つ価値をコーヒー自身に語らせる必要があると考えています。

しかし、当然ですが、コーヒー袋に情報を書いてあるだけでは足りません。
そこにバリスタというコーヒーを抽出し、お客様の手に渡す存在が必須となるのです。
ニックさんは、バリスタもコーヒーの大使であらねばならないと言います。コーヒー豆そのものについて、もっと勉強しなければいけないと考えています。
バリスタギルドの中心メンバーがまずはその意識を高め、そして今はその第1段階をクリアしたところなので、次は、職業としてバリスタをやっている仲間たちを啓蒙していきたいと考え行動しています。
そのためバリスタギルドとこの第3の波とは深い関係にあるのです。

でも、もちろん、プロのバリスタの力だけでなく、お客様の存在も非常に重要なのです。
お客様の厳しく、かつ温かい目を通して、バリスタも成長していき、コーヒー業界そのものも成長していくことができるからです。


アメリカ(特にシアトル)におけるバリスタという職業やスペシャルティコーヒーに対する認知度は日本に比べると相当高いと思われますが、それでもこうした活動が活発に行われるのは、まだまだ社会的な認知度が低いと考えているからなんですね。

日本のスペシャルティコーヒー業界も、門脇さんが昨年の世界大会で2位に輝くなど、こうした実績を生み出し、それが広まっていく事で少しずつ少しずつ小さな波から大きな波に変わっていくのかな、、と。その中で私たちの活動も小さくてもいいから、その一助になれば、、と思いました。


*余談ながら・・・
trish この第1から第3の波の基本概念は、現在はシアトルのゾッカコーヒーでヘッドバイヤー(生豆の買付責任者)を勤める女性トリッシュさんが生み出したものだそうです。
彼女は、コーヒーに(当たり前ですが)精通している女性です。買付に中南米、アフリカと飛び回ります。仕事では冷静でありながら他人に対して優しいステキな女性。ダンナ様ととても仲が良いのです。

コーヒーの世界も男女関係なく、実力を発揮する世界になりつつありますが、進んでいるアメリカでさえ、女性が買付に出向いたり、カッピングのヘッドカッパー(農園主や買付業者たちでカッピング
する際の総責任者)になったりするのは、まだまだごくわずかです。



March 27, 2006

本日のコーヒー Nicaragua La Nueva:Cup of Excellence 2005

久しぶりにコーヒーそのものの話です。

先日、ゾッカコーヒーで入手したCup of Excellence入賞品のNicaragua La Nuevaを(もちろん!)フレンチプレスポットで入れて飲んでみました。

キャラバンコーヒーの方からおいしい入れ方を教わったので(何しろお仕事で忙しく働いているところを一緒にランチまでして頂き、しつこくコーヒーのことを聞く私に嫌な顔ひとつせず、にこやかに回答してくれた、ステキな方でした)、早速実践!

詳しい入れ方については、上のフレンチプレスポットをクリックして下さい。自動でフレンチプレス推進委員会の記事に飛べます(笑)

nicaragua_coe_beansフルシティローストで焙煎されたニカラグアの豆。通常シアトル系でよくあるかなり濃い茶色(黒に近いかな)の深い煎りとは違って結構、手前の焙煎段階です。日本の普通のコーヒーと比べると煎りは深いと思いますが。
丁寧に栽培され収穫された豆は、粒も揃っていて、とてもきれい。焙煎もムラのない均一な状態です。

焙煎から少し時間が経っているので、ちょっとずつ油が表面に出て来ている感じですが、入れてみました。

一口目の飲み心地は、まろやかな味わい。焙煎のためか苦味はさほど感じず、甘みとコクを感じられて、おいしかったです。そしてのどごしに感じる柔らかい酸味が特徴的でした。

map_nicaraguanicaragua_flagニカラグアは、中央アメリカに位置する国です。公用語はスペイン語。これはコロンブスがアメリカを発見したあたりから始まったヨーロッパの植民地支配の歴史の跡ですね。

やはりこの国の主要な産業はコーヒー栽培です。ニカラグアの豆は、主にアメリカのバイヤーが購入するケースが多いとかで、日本で直接流通するケースはあまり多くないそうです。最近は日本への輸入も増加傾向にあるそうですが。

このNicaragua La Nuevaはジュアン&オスカー モンテネグロ兄弟が生産したものだそうです。La Nueva農園という農園名を冠したコーヒー豆です。

手間ひまかけて育てられたコーヒー豆は、通常の大量消費されるコーヒーと違って生産量も決して多いわけではありません。
アメリカのゾッカコーヒーでももう既に完売状態。日本のゾッカコーヒーでも残り少ないところを焦って購入してきてしまいました。
カップオブエクセレンスでジャッジした審査員たちのこのコーヒーに関するコメントをちょっとご紹介(ゾッカコーヒーHPより)。

味を確認しどんな味かを表現することを、"Taste Profile"と言いますが(味の輪郭=概略といったところでしょうか)、それによると「豊かなコク」「甘いブルーベリーのよう」「チョコレートのよう」「クリーミー」「甘みのある酸味を感じる」などなど。皆さん、できるだけ具体的な自分の言葉で表現しようとします。言葉遊びのようなところもありますが、なかなか楽しいです。

そして私がこれだ!と思った表現が「青リンゴのような」。
私が感じたaftertaste(後味)は、青リンゴのような酸味でした。
コーヒーでのどごしもすっきり、気分もすっきり、嬉しい限りです。

nicaragua_today_coffeeでも、フレンチプレスコーヒー推進委員会のメンバーはまだ一人も増えていません。。どなたかいかが?

*友人がくれたチョコレート菓子と一緒に。太りそうです。。でもこのコーヒーにデザートは欠かせません!というよりも、コーヒーに甘いモノは必須です(笑)

ノルディックバリスタカップ

ジェフさんやフンさんと話していた時に聞いた話ですが、、
彼らはチームワークをとても大切に思っています。

その彼らが、チームワークについて話す時によく出てくるのが、ノルウェーなどで開催されるノルディックバリスタカップ(以下、NBC)。
北欧5カ国(アイスランド、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク)が集まって開催するバリスタ大会です。


フンさんは2004年にノルウェーで開催された大会に、参加したことがあるそうです。


1年に一回、5カ国中いずれかの国がホストカントリー(主催国)になって、各国から4名1組でチームを組んで競い合います。

このNBC、何が面白いかというと、基本的なルールはルールがないことなんです。

基本的には、ホストカントリーがそのルールを決めます。
そして出場者たちは、開催国に着くまで、今年の競技ルールがどんなだかは分からないそうです。

大体3日間にわたって開催されるそうですが、初日、2日目はコーヒーやミルクに関する競技。といってもクイズのような形式で点数を競い合います。

その一部が、
「トライアングルテスト」、利き酒ならぬ「利きミルク」

トライアングルテストというのは、カッピングの作業のようなもので、3つのカップにコーヒーが入っており、そのうち2種類は同じもの。1つだけ違う種類が混ざっているので、それがどれかを当てるテストです。
これは、カッピングの勉強の際にも、クイズみたいなので楽しくできるからオススメの方法と言ってました。

利きミルクは、どんなミルクだか分からないのですが、これをスチーミングして、これは豆乳だー、とか、これは無脂肪だー、とかこれは1%脂肪分ミルクだー、などと当てるそうです。

1%と2%を見分けるのが一番難しい!!と言っていました。
そりゃーそうでしょうねぇ。。何が違うのか私には絶対分かりません。。

3日目になると、バリスタチャンピオンシップのような競技大会になるそうですが、競技者達は開催国から箱を渡されるそうです。
その箱の中には、ドリンクを作る為の材料が。。。
これを見て、ドリンクを創作して提供するそうです。
そして、この材料を必ず一度は使って、ドリンクを作らねばならないそうです。
でもこの材料、ちゃんとシェフチームがいて、本物のシェフが選んでいるんだそうです。

その他、フンさんが参加して面白かったことは、

・近所の農園に行って、ミルクを牛からしぼって会場まで持ってくる
 (競技時間中です。笑)
・そのミルクを家庭用のエスプレッソマシンを使ってスチーミングする
・そのミルクを使ってカプチーノを作る

というものだったそうです。
近くの農園で、ミルクをしぼって走って持って帰ってくる、、というのが笑えました。でも近所に農園がある、、ってところがダイナミックです。

しぼりたてのミルクでスチーミング、そしてカプチーノ作り。
そんなミルクで作るカプチーノの味は、とってもおいしかったそうです!


こうして色々なテストや競技を大体3日間かけて行い、各日ごとにトップのチームを発表し、各チームに緊張感を与えます。
そして、最終日に優勝者だけが発表されます。2位とかはありません。チャンピオンあるのみです。

大会ですので、基本的な競技ルールは開催国が定めますが、ジャッジする際のポイントはいくつか定められています。

・チームスピリット:参加者それぞれが個人としてもまたチームとしてもきちんと役割を果たしているか。チーム全員が競技に参加しているかどうかを見ます。

・創造性:ドリンク作成に、きちんと材料を使っているか、新しい抽出方法が、コーヒーを作る為に適切かどうかなどをチェックします。

・ドリンクについて:ここでは、コーヒーの持つ味(酸味、甘み、塩味、苦味)がどのようなものか、使われている材料の味がきちんと説明通りにするか、ドリンクの外観、提供の仕方など、味からプレゼンテーション全般を採点します。


通常のバリスタ大会と違って、抽出時間を守っているか、とか使っているコーヒーの量は適切か、、といった点を採点するわけではありません。

参加しているバリスタ達はたいていどこかのカフェや店に所属しています。店のスタッフたちと協力し合ってお客様にコーヒーを出すので、チームワークが常に要求されるわけです。
そのチームワークができているかどうか、その点に一番重きを置いている大会です。そして同時にバリスタたちは、チームワークを学ぶ場でもあり、互いを高め合う場でもあります。


でも、マジメに面白いことをやる、、その楽しむ精神が一番ステキだな、と思いました。


今年のNBCは9月にデンマークで開催されます。一度、見てみたいですね!


March 25, 2006

USBCチャンピオン フン トラン

インタビューシリーズ第3弾。

phuong_face今日はアメリカバリスタチャンピオンシップ チャンピオンのフン トラン(Phuong Tran)さんについてご紹介したいと思います。

彼女は、昨年2005年に開催されたUnited States Barsita Championship(略してUSBC)で見事チャンピオンに輝きました。昨年4月にシアトルで開催された世界大会にアメリカ代表としてチャンレジしましたが、残念ながら結果は7位。決勝に進む事はできませんでした。

彼女は現在35歳。
「Lava Java(ラバジャバ)」という名前の彼女自身のカフェをリッジフィールド(ワシントン州とオレゴン州との境あたり)に持っています。

彼女のバリスタ歴は今からさかのぼる事、約4年前に始まりました。
バリスタになる前は、あるフィットネスマシンメーカーの情報システム部門でマネージャーをしていたそうです。

彼女は、スイーツが大好き!仕事の合間や終わった後、甘い物を食べるのが幸せだそう。
そのため、ずっとずっとデザートを提供するお店をやりたい!!と思っていたそうです。
そう思っていた時にひょんな事から、今のお店を購入することになりましたが、デザートをやる前にコーヒーの魅力に取り憑かれ、バリスタを目指す事にしたそうです。

店を持ってから、ひたすらバリスタとしての訓練を積み、バリスタ2年目にして2004年のUSBCで準優勝。
そして3年目、3回目の挑戦で見事2005年USBCで優勝し、アメリカ全土のバリスタの頂点に達しました。(1回目は、地方大会に出場したそうです)

基本的に彼女は、自分自身でトレーニングを行います。
大会の前も、ひたすら自分で自問自答しながら、訓練をしていました。

彼女曰く、
「エスプレッソを入れる度に、常に新しい発見がある」

そうです。
常に新しい事を学んでいるから、本当に学ぶ事に終わりはないと思うそうです。

彼女にバリスタとして大切な事は何か、と聞いてみました。

謙虚さを忘れない事。何の為にコーヒーを入れるのかを忘れない事。お客様が喜んでくれて初めて自分の仕事は成り立つから。」

また、大会に出場するバリスタにたいしてのメッセージも聞いてみました。

「バリスタは人間性が本当に大事で、仲間や友人にたいして尊重する気持ちや感謝する気持ちを持てない人は、いくら技術が優れていても絶対にトップになれないと思う。
自分自身もアメリカでトップになったけれど、たまたまなってしまったという感じがして、自分がこんなに重いタイトルを持つことになるなんて本当に思わなかった。だからこれからも努力を続けていく事は本当に大事だと思ってる。」

「そして、何よりも楽しむ事。常に自分らしく、ベストを尽くす事を大事にしてほしい。エスプレッソを入れることは芸術的なことだし、お客様も自分もハッピーになれるから」

フンさんは、コーヒーに関する話、トレーニングをバリスタ達にしている時の表情は本当に真剣です。というよりも、厳しいと言っていいでしょう。

「常に、考えること。今のエスプレッソはなぜおいしくなかったのか。何が悪かったのか、良かったのか。自分で考えること。そうじゃなければ成長しないから。」とも語ってくれました。

だから、ただ漫然とトレーニングを受けていると、エスプレッソを入れさせてくれない事もあります。本当に厳しいですよね。でもそれだけ仕事に対して誇りを持っているんだと思います。

そして、そんな事を話した後は、きまって少しおどけた表情でニコっと笑います。
その笑顔がとてもキュート!フンさんが人気者である理由の一つです。


彼女は、色々なカフェで依頼されるとトレーニングをするそうです。惜しみなく彼女の技術を提供します。
毎日とても忙しく過ごしています。
でもその合間をぬって、できるだけ多くの時間を自分のカフェのエスプレッソマシンの前で過ごすようにしているそうです。
毎日たくさん学ぶ事があるし、お客様が喜んでくれるから、と。

以前、フンさんは言っていました。

「どんな仕事をこの先したとしても、最終的にはエスプレッソマシンの前に帰ってくる気がする。私が帰る場所(=HOME)のように感じるの。」

彼女のエスプレッソに対する愛情が伝わってくる話でした。

そして、今の彼女の野望?!は、次なる段階へ。
パティシェ(菓子職人)の勉強をしようと考えているようです。
デザートのお店を持つための準備へと進もうとしています。

それからもう一つ。
今までワールドバリスタ大会では、女性の優勝者が一人も出ていないため、初の女性チャンピオンになることも、彼女の夢の一つだそうです。

彼女は目標を定めると、着実に努力し実現する有言実行の人。
今後の彼女の活躍にますます期待!です。

March 24, 2006

当たり前に感じる怖さ

今日、友人と話していた時のこと。

友人が働いている会社(メーカー系)の敷地内にスターバックスができたそうです。
これは何でも就労環境の改善ということで若手社員から出て来たアイデアが実現したものだそうです。

何しろその敷地は、山奥にあるためおいそれと、コンビニへ買い出しに行こう!とかランチしに外へ行こう!とかできず、数少ない売店は夜7時には早々に閉まってしまうそうで、打合せなどをやっていると空腹のままずっと夜中まで仕事をするはめになるそうです。

そんなこんなで従業員の方たちは、欲求不満がたまっていたのか、先日オープンしたスターバックスは大盛況。

でも、友人とおなじセクションで働いている20代後半、30代半ば、40代前半の3名の方はスターバックスをよく知らなかったそうです。
約10人いるセクションだそうなので、そのうちの3名が、「コーヒー飲むけどスターバックスってよく知らないし、飲んだ事ない」、「値段もスターバックスって高いんだね!」と驚いている姿を見て、彼は驚いたと言っていました。

ちなみに友人の会社は都会(山奥ですが)にありますし、もちろんですがスターバックスの支店があります。その人たちもかなりにぎやかな街中に住んでいるので、スターバックスがあるエリアだそうです。

その敷地内には約5,000人いるとの話ですが、そのうちの30%の人がよく知らないとしたら、、結構な数ですね。(単純にそのまま当てはめられる訳もないんですし、たまたまその3人だけだったのかもしれないけど。ははは。)

スターバックスのような業態は、どう考えてもターゲットは大衆。
なるべく多くの人に、たくさん効率よく売りたい、、わけです。
だから戦略として都会や街中の働く人々、そして例えば、最近ではパン屋さんと組んで、郊外へ大型店舗を出店し、食事になるパンとコーヒーの抱合わせ購入で客単価アップなどを狙ったりもします。
だから、もしこの敷地内の人の30%が知らないとしたら、あまりよろしくないですね(笑)
なので、採算が合わないと判断したら即撤退します、と言い渡されているらしいです。さすがの強さです。強いというのもありますが、より経営にたいしてシビアになっている、ならざるを得ないのかもしれません。
この業界もますます競争が激しくなっているので。


それはそうと、その話を聞いて、自分自身はスペシャルティコーヒー業界にいたので、当然ですが周りの人も詳しい人やスペシャルティコーヒーが好きな人ばかりです。
友人たちも知っている人ばかり、、だったので、世の中の人全てがスターバックスに代表されるようなスペシャルティコーヒー(この単語というわけではなく)のようなスタイルを知っていると勝手に思い込んでいました。極端な事を言えば。

でも、、そんな訳ないんですよね〜。
コーヒーは嗜好品なので。
缶コーヒーを愛してやまない人や、インスタントコーヒーがいい!という人も世の中いっぱいいて、それで満足できれば、わざわざ高いお金を払ってスターバックスに行く必要などないわけだし、知らなくても生きていけます。

自分が普段あたりまえとして捉えている事は、世の中の当たり前でない事もあるという事を改めて感じるとともに、知っているだろう、、と思って説明を省き、人とのコミュニケーションもおろそかになっている時があるかもしれないな、、時としてそれは傲慢にうつるかもしれないな、、なんて考えました。

こうした事を時として戒めにしながら、このブログにしても、日々の生活にしても、新鮮な視点や気持ちを持って過ごしていきたいな、と思ったのでありました。

そして、スターバックスでなくていいのですが、スペシャルティコーヒーの素晴らしさを少しでも多くの人に知ってもらいたいなぁ〜!と改めて思いました。これからも少しずつ頑張っていきたいと思います。
皆様、今後とも、どうぞよろしくお願いします!


ちなみに件のスターバックスは、ほとんど全自動のマシンを使ってコーヒーを提供するにも関わらず、あまりの行列にカフェラテ一つ買うのに約1時間半並んで待つそうです。

・・・就業時間中・・・ですよね?
ヒマか?!ヒマなのか?!
それでいいのか!日本の製造業!!(笑:息抜きの時間も必要ですよね)

・・・というわけで、本日のcoffee_freaksのひとりごとならぬ、心の叫びでした。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。


coffee_freaks 拝


March 23, 2006

インディペンデント系カフェ

インディペンデント系カフェ:スターバックスやタリーズなどに代表されるチェーン系と比較して、個人経営や2〜3店舗程度の小規模なカフェを指します。
こうした店は、それぞれ自分たちの個性を出す為に、豆にこだわったり、デザートのようなアレンジドリンクにこだわったり、バリスタ育成に力を注いだり、、と日々努力をしています。

ゾッカコーヒーやカフェヴィヴァーチェ、カフェヴィータといったシアトルでも、インディペンデント系カフェの雄と言われるお店が何店かあります。

またご紹介したいと思います!

ゾッカオーナー ジェフ バブコックさん

Jeff_w_hat ジェフさんと今回、色々なお話をすることができました。
その横顔を少しご紹介したいと思います。


ゾッカは正式名称をZOKA Coffee Roaster & Tea Companyと言います。
ジェフさんは、このゾッカを1996年にアメリカ合衆国ワシントン州シアトルに友人と一緒に立ち上げました。

高品質なスペシャルティコーヒーをお客様に届けたい、、という想いからお店をオープン。現在シアトルには2店舗あり、有名なインディペンデント系カフェです。1号店目はOriginal Zokaと呼ばれるグリーンレイクという湖の側に位置し、2号店目はワシントン州立大学の側にあります。University Zoka(通称UZ)と呼ばれています。

1号店はダークブラウンの木目が落ち着きを漂わせる雰囲気で、近所の住宅街の常連さんたちが朝6:30にオープンするのを今か今かと並んで待っている程の人気店。
2号店は、大学の側ということもあって、終日レポートやディスカッションをしている学生で満席という状態。
ちなみに2号店は暖炉があります!
雨の多いシアトルでは、ちょっと肌寒い日も多いので、この暖炉が店の暖かさをより一層引き立てている感じです。
先日もUSA Todayでおいしいコーヒーが飲めるカフェ10店に選ばれていました。

今回一緒に来日していたフンさんによると、日本にいる時のジェフさんとシアトルでのジェフさんは全く別人だそうです。
そう言われてみれば、私も以前シアトルでお会いした時と違うかも、、と。
シアトルでは、(当たり前ですが)社長の立場ですし、アルバイトのバリスタやスタッフたちを含めても50人以上はいる従業員のトップにいるので、いつも眉間に皺を寄せている怖ーい存在でした。

お店のスタッフたちもジェフさんがひとたび店に足を踏み入れるなり、それまでのおしゃべりがピタッと止み、みんなちょっと緊張した表情に。
でも、みんなジェフさんが大好きです。なぜなら彼がゾッカをとても愛していて、コーヒーが大好きなのを知っているからです。

そんな厳しいジェフさんもお茶目な面をたくさん持っています。
以前にも書きましたが、彼はご飯、デザート、コーヒーの時間をこよなく愛しています。

プライベートでは、1年半前に結婚した奥様のブレンダさんととっても仲良し!本当にいつもいつも幸せそうにしています。
ブレンダさんはお料理が大好きだそうで、結婚してからというもの、彼女との夕食の時間が大切だから、と、早々に仕事を切り上げて自宅に帰ります。
「彼女は料理がとても上手でおいしいんだよ〜」と。ノロケなんですけどね(笑)
でも、日本の男性の方々は見習うべき点も多いのでは?!耳が痛い方、多いのではないですか??

**

ジェフさんに、日本のバリスタについて、またどんな事を日々大切に思っているかなどについて聞いてみました。

「日本のバリスタたちのプレゼンテーションは、プロフェッショナルな印象があって良かったよ。でももっともっと自分のコーヒーに対する想いを表現するべきだと思う。最終的にはお客様を楽しませ、またこのバリスタのいる店に来たいな、、と思ってもらえることが大切な事だから。」と。
ジャスティンさんにお話を伺った時も同じ事をおっしゃっていました。

そして、ジェフさんも大切に考えている事は、チームワーク
「コーヒーは、バリスタがただ入れて出来上がるものじゃない。農園の人々が栽培し、バイヤーが買付し、ロースターが焙煎し、バリスタの手を経てお客様へ渡される。コーヒー一つ入れるのだって、お店に色々な役割を果たしてくれるスタッフがいなければ出来ない。」

「もっともっとチームワークの大切さを店でコーヒーを入れている事を通じてでも、他店や海外のバリスタたちと一緒に作業したりすることででも学ぶべきだと思う。一人一人のスタッフが、このお店にとって、このコーヒーを出すために、大切な存在である事を思えるようにすべきだよ。スタッフの存在もとても重要だし、だから当然彼らが気持ちよく働けるように、マネージャーや経営者も環境を整える努力をしなくちゃならないんだよ。」と話してくれました。

そして、目指すは地域に根ざした、人々が常に集まるコミュニティカフェ!
ただのコーヒーショップではなく、コーヒーに合った食事ができるカフェを作っていきたいそうです。

普段は無口なジェフも、コーヒーとお店の話になると止まりません。
何しろ、普段のセリフは、"Time for Dinner!" "Time for Lunch!" "Time for Dessert!" "Time for Nap!(昼寝の時間)" ・・・本能のままですね。

冗談はさておき、コーヒーの話は止めないと本当に止まりません。
その時は「デザートどう?」の一言を持ち出します。
そうすると心はデザートへ。ちいちゃな子供のようです(笑)。

でも、さすが、数々の有名バリスタたちを輩出してきたゾッカコーヒーのオーナーです。
なんと、ジェフさん、準決勝の時から今回のチャンピオンである竹元さんが優勝すると予想していたそうです!聞いてびっくり!でも、さすがだなぁ、と思いました。

彼は、経営者なのでお店の数字的な面にももちろん厳しいです。当たり前ですよね。彼の経営手腕にスタッフたちの生活や未来もかかっているわけですから。
でも同時に、彼はスタッフの事もきちんとよく見ています。バリスタたちの動き、本部スタッフたちの動き。そうした事をきちんと自分の目で見て、きちんと評価し、何か事が起きれば問題点を話し合い、改善しようとします。
そして、今回初めてのトライで準決勝まで残ったゾッカジャパンのスタッフの女性、そして彼女を支えた会社のスタッフたちの活動を非常に高く評価していました。今後の飛躍につなげていけるような提案を数々しているそうです。

こうした経営者の下で働く事ができるスタッフたちは、幸せだなと思いました。
ぜひぜひ今後の展開にも期待したいと思います。

**


jeffandicecream最後は京都駅で、"Time for Icecream!"と言って、抹茶ソフトクリームを食べ、"Time for Pictures!"と言って、嬉々として新幹線の写真を撮っていました。全てはブレンダさんに見せるためだそうです。
どうもごちそうさまでした(笑)

March 22, 2006

閑話 英語の話

今日は久しぶりに友人に会いました。
私にとって気の置けない大事な友人の一人です。彼女には1歳半になる坊やがいます。

その彼女が、英語学習についてどう思う?と聞いてきました。

彼女はとても優秀なので、英語も必要になれば使えるだろうし(実際使ったりしてるし)、特に問題ないだろうなぁ〜と思っていたのですが、心配事は彼女の坊や。
子供の頃から英語をやっておくべきか否かという話でした。英語学習に関する営業がすごいそうです。確かに今時は、子供にお金をかける親が多いし、なぜか英語となるとよりお財布のヒモがゆるくなりがちな気もします。

私自身について言えば、英語は大人になってから習得しました。
今も学習中の身ですけど。。はぁ。

よく言われますが、中学から学習しているにもかかわらず、全然話せるようにならない!これは皆さんも実感される、共感される方多いのでは?!
私自身、道を聞かれても答えられない、、という事にとても恥ずかしい思いをしたことがきっかけだったような気がします。


日本に済んでいる人間はどうしてもメインの言語は日本語になりますよね。まずは自分のメイン言語をきちんと習得して、必要になったり興味が湧いたら大人になってから勉強しても遅くはないと思っています。

なぜなら、言語はコミュニケーションを取るための手段にしか過ぎないからです。大事な事は、伝えたい事があるか、何を伝えようとしているのかを自分の心や頭の中に持っているかどうか。自分の頭で考え、意見を持つ事が大事なのではないだろうか、、、と日々思います。(何しろ、私はあまり考える事が得意ではなく、、あまり自分の意見もない気がするので、、自省の意味も込めて書いています。お恥ずかしながら・・・)


それを持っていれば、本当は、発音がよくなくても、多少文法的に間違っていても別に何の問題もないと思います。インド人や中国人の発音もヒドいです。はっきり言って。何喋ってるのか全然分からない場合もあります。でも、それでもコミュニケーションが成立します。彼らは、伝えたい事があるからです。

そうしていると、ネイティブの人も何を言おうとしているのだろうか、と聞く姿勢を取ります。(もちろん世の中嫌なヤツもたくさんいて、ネイティブでも聞く耳を貸さない人もいます。でもそんな人は付き合う価値はありませんから、気にしなくて大丈夫です)
それに、使っている単語や言い回しに違和感を覚えるとネイティブの人たちは確認のために、言い直してくれたりします。(実は私はしょっちゅう修正され聞き直されます。ははは。)

友人とも話していたのですが、”学問に王道なし”というのが実感です。
継続は力なり、やっぱり自分で努力する事は必要だと思うのです。

<<私の大人になってからの英語学習法>>

まずはインプット(自分自身の中に詰め込む知識など)を増やす。それからアウトプット(自分の中にある言いたい事を表現する)の練習というのが基本です。

<<インプットするために>>


(1)文法は再度おさらいする。薄い文法書でもいいから一冊やり遂げる。
*不思議と大人になると理解力が増すというか、、なんであんなに意味が分からなかった文法が分かるようになるのだろうか、、と思います。

(2)できれば問題集も解く(海外の出版社が題してるテキストとかでもいいと思います。自然の英語なので。)

(3)あまり難しくない英語のCDから、興味のある話を選び、それを何度も聞いて、何度も読み、そらで言えるぐらいまで発音する。

文法を勉強するのは、理解して覚える事で知識として定着し、例えば相手の話を聞く時に一瞬聞き逃しても、文法知識で補うことも可能となるからです。

問題集を解くのは、その知識をより定着させるためです。

CDを聞くのは、英語の音に耳をならすためでもあり、当然ですけどネイティブのスピードについていくためです。
これを自分で口に出して発音することで英語の発音に顔の筋肉も慣れますし、よりダイレクトに英語を理解できるようになります。(理解への第一歩といいましょうか)
英語を聞きながら書き取るというディクテーション、聞こえて来た英語を発音するシャドーイングという学習方法は非常に効果的です。

ただ、あまり難しい教材を使うと、分からなすぎてやる気がなくなるので、自分のレベルに会った教材を選ぶ事が大事です。
それから、自分が興味を持てる内容を選ぶこと!です。


<<アウトプットするために>>


(1)その日あったことや感じた事を一行でもいいから書いてみる。
*その日、勉強した文法を使って、単語を置き換えて書いてみるなど。
(2)英会話教室に通ってみる

*ある程度インプットしたら、次は英会話教室などに通って、実際に口から出す訓練をもっとしてみるといいと思います。

私自身は、イー○ンやジ○スといった英会話教室へは通った事がありませんが、外国語学校へ一時行きました。
ネイティブの先生が英語で授業をする形式でした。
生徒数は約30名ほどで、日本人生徒同士で、あるトピックについてディスカッションするというものでした。これに週1で半年ほど通った事があります。
これはこれで、非常に勉強になったので、学校へ通ってみる事もいいと思います。

なぜなら、良いペースメーカーになってくれるから。
なかなか自分一人でせっせと続けるのは大変ですから、、でも、一日5分だけでもいいから続けたら、、少なくともやらないよりはいいのではないかと思います。
その時は、ぜひ集中して、やってみて下さい!

最近の若い方などは英語が話せる方が多いと思うので、こういう話も必要ないのかもしれないのですが、でもコーヒーの世界でも共通言語は英語なので、これからもっと海外のバリスタやカフェなどものぞいてみたい!なんて考えてる方は、ぜひぜひ英語を勉強される事をオススメします。
海外の人たちも、ぜひ英語を勉強して世界で羽ばたいてほしい、とよく言います。

しかし、くだらない話をすみません。。かなり長いひとりごとになりました。。

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