February 2006
February 27, 2006
不覚な今日の出来事
今日は昨日とはうって変わって良いお天気。ちょっと風は冷たいけれど、おいしいコーヒーを飲みたいな、、と思い横浜は元町まで遠征しました。元町には、先日よりお話しているCup of Excellenceを受賞したコーヒーをなんと!フレンチプレスで提供する小さなカフェがあるということで意気揚々と出掛けました。
・・・ところが、ところが・・・お休み!!!
とてもショックだったのは言うまでもありません。
思わず、シャッターが半分降りているガラスのドアにへばりつくように覗き込んでしまいました。
そのお店は、カップオブエクセレンスの豆を4種類販売しているそうです。
カップオブエクセレンスの豆はオークションで競り落とすのですが、オークションで競り落とす腕前もさることながら、大体において仕入れ価格が高くなりがちです。
というのも、生産者のコストを確保するためと、プレミアが最初に加えられるという理由があるためです。
また、さらに日本へ輸出する際の物流コスト、検査のコスト等々を含めると全体の仕入れコストが上がります。
それが販売価格に反映されることになりますが、さりとてあまり高い価格にしてしまうと売れない可能性もあるため、価格を調整する。しかし、そうすると利益率があまり良くない、、というジレンマがあったりします。
なので、4種類を置いているということ自体、結構すごい事なんです。
しかも、フレンチプレスで提供!
フレンチプレスは、一回一回ポットに豆を入れ、お湯を注がなければならないため、作り置きがききません。そのため、店に取っては、手間ヒマかかるのであまり効率の良い提供方法ではないのです。
でも、そのコーヒーが本来どのような香り、味やコクを持っているのかを味わうには、カッピングに似たフレンチプレスが最適です。
また別途、機会を設けてフレンチプレスについてご説明したいと思いますが、新鮮なコーヒーが手に入ったら、ぜひぜひフレンチプレスで飲む事をおすすめします。
ああ、でも今日は本当に残念。
チャーミングセールの後片付けだそうで、元町全体が閑散としていました…
ちょっと不覚な(お間抜けな)管理人の今日の出来事なのでした。
February 26, 2006
アメリカンとアメリカーノ
今日は雨の中外出していて、寒くなってしまったので休憩がてらタリーズコーヒーへ入りました。
さっぱりしたものがいいな、と思ってアメリカーノを注文しました。
その時、友人から質問。
「アメリカーノとアメリカンって同じ?違うの?」と。
そう、実は違う飲み物です。
ご存知の方はご存知かもしれませんが、アメリカンって、コーヒー豆の焙煎の度合いが浅煎りのものをドリップしているものです。
←こんな感じですね、ドリップって。もしくはコーヒーメーカーで大量に入れたりするイメージでしょうか。
逆にアメリカーノは、エスプレッソをお湯で割った飲み物です。正確な表現ではありませんね。お店によりますが、、、
おいしいアメリカーノのためには、カップにお湯を入れておいて、その上にエスプレッソをそっと注ぎます。
なぜなら、エスプレッソのクレマ(抽出した際にエスプレッソの表面に出る泡)を壊さないようにするためです。エスプレッソの香りなどを損なわないようにするためとも言えます。
*このイメージの表面にあるのがクレマです

ただ、お店によりますので、効率を考えて先にエスプレッソをカップに抽出してから、お湯を注ぐ場合もあります(私としては残念ですが…)
エスプレッソの話になりますが、エスプレッソって、カフェインの含有量がドリップコーヒーよりも多いと思われがちです。一杯の量が少ないし、色が濃いから凝縮されているように思われるのでしょうかね。
でも、実は色の違いではなくて(色は焙煎の度合いにも関係するので)、お湯がどれぐらいの時間、コーヒーの粉に触れているかによります。
エスプレッソは20〜30秒の間に抽出されますが、ドリップコーヒーはカップ1杯をいれるのにより長い時間がかかります。
蒸らしたり、ゆっくり注いだりすると1分以上かかりますので、その間にお湯がずっとコーヒーを通過するためカフェインがより多く抽出されます。
カフェインも刺激物なので、もし、あまり胃が強くないけどコーヒーを楽しみたい、とか、さっぱりしたものが飲みたい!なんて思ったときにはアメリカーノを試してみてはいかがでしょうか?
さっぱりしたものがいいな、と思ってアメリカーノを注文しました。
その時、友人から質問。
「アメリカーノとアメリカンって同じ?違うの?」と。
そう、実は違う飲み物です。
ご存知の方はご存知かもしれませんが、アメリカンって、コーヒー豆の焙煎の度合いが浅煎りのものをドリップしているものです。
←こんな感じですね、ドリップって。もしくはコーヒーメーカーで大量に入れたりするイメージでしょうか。逆にアメリカーノは、エスプレッソをお湯で割った飲み物です。正確な表現ではありませんね。お店によりますが、、、
おいしいアメリカーノのためには、カップにお湯を入れておいて、その上にエスプレッソをそっと注ぎます。
なぜなら、エスプレッソのクレマ(抽出した際にエスプレッソの表面に出る泡)を壊さないようにするためです。エスプレッソの香りなどを損なわないようにするためとも言えます。*このイメージの表面にあるのがクレマです

ただ、お店によりますので、効率を考えて先にエスプレッソをカップに抽出してから、お湯を注ぐ場合もあります(私としては残念ですが…)
エスプレッソの話になりますが、エスプレッソって、カフェインの含有量がドリップコーヒーよりも多いと思われがちです。一杯の量が少ないし、色が濃いから凝縮されているように思われるのでしょうかね。
でも、実は色の違いではなくて(色は焙煎の度合いにも関係するので)、お湯がどれぐらいの時間、コーヒーの粉に触れているかによります。
エスプレッソは20〜30秒の間に抽出されますが、ドリップコーヒーはカップ1杯をいれるのにより長い時間がかかります。
蒸らしたり、ゆっくり注いだりすると1分以上かかりますので、その間にお湯がずっとコーヒーを通過するためカフェインがより多く抽出されます。
カフェインも刺激物なので、もし、あまり胃が強くないけどコーヒーを楽しみたい、とか、さっぱりしたものが飲みたい!なんて思ったときにはアメリカーノを試してみてはいかがでしょうか?
February 24, 2006
ネットサーフィンの方がコーヒーより中毒になる?!
ちょっと前のニュースですが、、
アメリカでIT関係に勤める人々にたいして、朝会社に来て私用でネットサーフィンするためにモーニングコーヒーをあきらめるか、モーニングコーヒーのためにはネットサーフィンをあきらめるか、というアンケート調査を行ったところ、52%がインターネットを選び、コーヒーと回答した44%を上回ったそうです。
インターネットを職場で私的利用するという割合は2005年の調査では93%となっており、2004年の結果の86%から7ポイントアップ。この調査結果の傾向を裏付ける状態となっています。
ちなみに私的利用のトップは”ニュース(81%)”、”メール(61%)”、”ネットバンキング(51%)”、ショッピングなどだそうです。
私もIT関係の仕事をしていた事がありますが、会社の仕事のために調べ物をしているつもりが、ついつい自分の知識のために役立ちそう、、とか色々な理由をつけて気付いたらネットサーフィンしてた、、というのはよくありましたねぇ。私用でも確かに使ってました。
IT関係だとネット化、システム化、ネットで調べものはごくごく当たり前のような風景ですが、IT関係以外の業界では、ネット化、システム化はまだまだ限られた会社だけのような気がします。
そういう会社だと、朝一杯のコーヒーが勝つかもしれませんね。
私は欲張りだから、早起きして、カフェでボーッとして職場でボーッとネットサーフィンかな(笑)
でも、コーヒーでカフェインチャージしたら、しゃきっとした気分で仕事を始められるから、経営者としてはコーヒーが上回ってくれた方がありがたいかもしれませんよね(笑)
アメリカでIT関係に勤める人々にたいして、朝会社に来て私用でネットサーフィンするためにモーニングコーヒーをあきらめるか、モーニングコーヒーのためにはネットサーフィンをあきらめるか、というアンケート調査を行ったところ、52%がインターネットを選び、コーヒーと回答した44%を上回ったそうです。
インターネットを職場で私的利用するという割合は2005年の調査では93%となっており、2004年の結果の86%から7ポイントアップ。この調査結果の傾向を裏付ける状態となっています。
ちなみに私的利用のトップは”ニュース(81%)”、”メール(61%)”、”ネットバンキング(51%)”、ショッピングなどだそうです。
私もIT関係の仕事をしていた事がありますが、会社の仕事のために調べ物をしているつもりが、ついつい自分の知識のために役立ちそう、、とか色々な理由をつけて気付いたらネットサーフィンしてた、、というのはよくありましたねぇ。私用でも確かに使ってました。
IT関係だとネット化、システム化、ネットで調べものはごくごく当たり前のような風景ですが、IT関係以外の業界では、ネット化、システム化はまだまだ限られた会社だけのような気がします。
そういう会社だと、朝一杯のコーヒーが勝つかもしれませんね。
私は欲張りだから、早起きして、カフェでボーッとして職場でボーッとネットサーフィンかな(笑)
でも、コーヒーでカフェインチャージしたら、しゃきっとした気分で仕事を始められるから、経営者としてはコーヒーが上回ってくれた方がありがたいかもしれませんよね(笑)
February 23, 2006
エスプレッソマキアートとコンパナ
カフェラテやカプチーノはよく飲むけど、エスプレッソはちょっと、、という方、結構いらっしゃるのではないかと思います。
イタリアでは、カプチーノなどは朝の飲み物といった感じで、食事の後にはエスプレッソを飲むのが普通です。
でも、日本でエスプレッソを使った飲み物がこんなにポピュラーになったのもここ10年ほどのこと。
まだまだこれからですよね。
飲みにくいかなぁ、、と思った方は、エスプレッソマキアートやエスプレッソコンパナに挑戦してみるのもいいかもしれません。
カフェラテやカプチーノに比べて、エスプレッソのコクや香りをより楽しむことができます。
□エスプレッソマキアート espresso macchiato□

エスプレッソにクリーミーに仕上げたミルクの泡をスプーン一杯分ぐらいをのせたものです。これにお砂糖などを入れて飲むのも良いでしょう。割合としては、エスプレッソ8:ミルク2ぐらいでしょうか。これが1:1という場合もあり、お店によって異なります。
マキアートとは、イタリア語で”染み”とか”染みの付いた”という意味です。エスプレッソに入れた泡が染みのように見える事から、この名がついたようです。

□エスプレッソコンパナ espresso con panna□
コンパナは、パナ(イタリア語だとパンナ)は生クリームのことをさします。生クリーム入りということです。
エスプレッソの上にホイップクリームをのせて。
エスプレッソの濃厚な味とクリームのリッチなコクがデザートのようです。これにお砂糖を加えてもいいかもしれません。その後の体重については、、保証できませんが(笑)
どちらもデザート代わりにしてみても。
大人の粋なエスプレッソの楽しみ方といったところでしょうか。
機会があったら、ぜひ一度お試しを。
イタリアでは、カプチーノなどは朝の飲み物といった感じで、食事の後にはエスプレッソを飲むのが普通です。
でも、日本でエスプレッソを使った飲み物がこんなにポピュラーになったのもここ10年ほどのこと。
まだまだこれからですよね。
飲みにくいかなぁ、、と思った方は、エスプレッソマキアートやエスプレッソコンパナに挑戦してみるのもいいかもしれません。
カフェラテやカプチーノに比べて、エスプレッソのコクや香りをより楽しむことができます。
□エスプレッソマキアート espresso macchiato□

エスプレッソにクリーミーに仕上げたミルクの泡をスプーン一杯分ぐらいをのせたものです。これにお砂糖などを入れて飲むのも良いでしょう。割合としては、エスプレッソ8:ミルク2ぐらいでしょうか。これが1:1という場合もあり、お店によって異なります。
マキアートとは、イタリア語で”染み”とか”染みの付いた”という意味です。エスプレッソに入れた泡が染みのように見える事から、この名がついたようです。

□エスプレッソコンパナ espresso con panna□
コンパナは、パナ(イタリア語だとパンナ)は生クリームのことをさします。生クリーム入りということです。エスプレッソの上にホイップクリームをのせて。
エスプレッソの濃厚な味とクリームのリッチなコクがデザートのようです。これにお砂糖を加えてもいいかもしれません。その後の体重については、、保証できませんが(笑)
どちらもデザート代わりにしてみても。
大人の粋なエスプレッソの楽しみ方といったところでしょうか。
機会があったら、ぜひ一度お試しを。
February 22, 2006
ラテアートコンペティション
ジャパンバリスタチャンピオンシップ本大会まであと1ヶ月をきりました。来月3月14日、15日に準決勝、決勝と行われます。
今から とても楽しみな管理人2人なのです。
そんな事を考えていたらこのラテアートコンペティションを思い出しました。 バリスタチャンピオンシップは本当に盛大に行われますが、こちらはもっと気軽な大会です。
どんな大会かを説明する前にちょっとミルク の話を。
アメリカでは、エスプレッソは、イタリアのように砂糖だけ入れて楽しむ、というよりはミルクを入れたカ フェラテなどが主流です。
そのため、バリスタはおいしいエスプレッソをいれる腕前もさることながら、ミルクを蒸 気であたためる技術も要求されます。
エスプレッソマシンに蒸気の出るノズル-steam wandと呼ばれるものがついていて、この先端から蒸気が出ます。この蒸気でミルクをいれたピッチャーを操作して温めます。

この右の写真は泡が立ちすぎてしまっているNGなミルクです
ちなみに管理人女子は、このスチーミングも全くうまく出来ません。
地獄のマグマがうごめくようなゴボゴボと いう音しか出てこない…
その音を聞きつけ驚いたスタッフたちが慌てふためいて様子を見に来た事は数知れず、という腕前です…
でも、上手なバリスタは、このスチーミングの音もとても滑らかです。
初 めはシューッという音から、ミルクが温まり始めるとチッチッチッという音がして、スチーミングが終了します。上手にできると表面に大きな泡のない、絹の表 面のように一見して滑らかと分かるミルクの細かい泡(micro bubbleと呼びます)が現れます。
このミルクを使ってラテアートを描いていきます。
さて本題。前置きが長くてすみません(笑)
ラテアートコンペティションが開催されたコーナーです。司会を務めるブロンドの女性は、2003年の全米バリスタチャンピオン。後進の育成やスペシャルティコーヒー業界活性化のために、皆ボランティアなどで参加、協力を惜しみません。
アメリカでは、エスプレッソに関する活動が本当に盛んです。
Coffee Festというコーヒーに関する展示会やセミナーがシアトルなどを中心に各地で開催されます。
今日のラテアート コンペティションもこのCoffee Festのイベントの一環です。
こうしたイベントが開催されるのも、バリスタという職業の社会的地位向上、後進となる若者たちからも 尊敬の対象となるようなプロフェッショナルな職業として確立したいという目標達成のためです。
大事なPR活動なんですよね。
今月もワシントンDCで開催される予定です。
このラテアートコンペティションの簡単なルールです が、
・参加は自由
・5分の時間が与えられ、その間に好きなだけカフェラテを作ることができ る。
・好きなだけ作れるが、審査員に提供できるのは3杯のみ(時間内に5杯作っても3杯だけです)
・ロゼッタと 呼ばれるリーフタイプのラテアートを描く

この提供されたラテについて審査員は以下の点を評価し、得点をつけます。
・(リーフの形が)対称的になっている か 30ポイント
・(エスプレッソのブラウンとミルクの白さの)対照はどうか? 20ポイント
・創造性があるか? 10ポイント
バリスタは自 分で提供した3杯の中から1杯を選び、審査員がその1杯に3杯のうちの最高得点をつけてくれるように祈るばかり。(もちろん審査員がどの1杯に最高得点を つけたかは分かりません)
競技者のうち5人選ばれ、決勝でさらに競い、優勝者が決定します。
優勝者にはもちろん賞金!そしてみんなの尊敬の眼差しも。
規模としては、展示会場の一角で会議用の細長いテーブル2つ程度のスペースなので、本当に小さな気軽な大会です。
でも、もちろん各カフェの名前を背負い、自分の腕前を披露する場ですから、出場者の顔は真剣そのもの!
でも、競 技者も審査員も、そして応援に来ているサポーターたちも、みんな本当に楽しそうに参加します。
気軽に声を掛け合い、口笛、拍手、声援はあたりまえ。ブー イングなどはしない、善良なるフーリガンというところでしょうか(笑)
日本と大きく違う点の一つは、ここにあり ます。
日本は本当に厳粛なるとても真面目な雰囲気の中で行われるので、サポーターが声を出すなんてことはないのです。
バリスタの最も大切な仕事は、エスプレッソをおいしくいれることですが、それと同時にお客様を”楽しませる”ことも大切な仕事です。
もう少し日本の大会でも”楽しむ”ことを楽しんでもいいのではないだろうか…と思う今日この頃です。(管理人のつぶやき でした)
ちなみに、この写真は管理人男子が描いたラテアート。
コンペティションに参加する にはまだまだ訓練が必要なようです。創造性はあるかもしれません(笑)
*上のラテアートはプロのバリスタさんが描いて下さったものです。さすがに美しいですね。
今から とても楽しみな管理人2人なのです。
そんな事を考えていたらこのラテアートコンペティションを思い出しました。 バリスタチャンピオンシップは本当に盛大に行われますが、こちらはもっと気軽な大会です。
どんな大会かを説明する前にちょっとミルク の話を。
アメリカでは、エスプレッソは、イタリアのように砂糖だけ入れて楽しむ、というよりはミルクを入れたカ フェラテなどが主流です。
そのため、バリスタはおいしいエスプレッソをいれる腕前もさることながら、ミルクを蒸 気であたためる技術も要求されます。
エスプレッソマシンに蒸気の出るノズル-steam wandと呼ばれるものがついていて、この先端から蒸気が出ます。この蒸気でミルクをいれたピッチャーを操作して温めます。
この右の写真は泡が立ちすぎてしまっているNGなミルクですちなみに管理人女子は、このスチーミングも全くうまく出来ません。
地獄のマグマがうごめくようなゴボゴボと いう音しか出てこない…
その音を聞きつけ驚いたスタッフたちが慌てふためいて様子を見に来た事は数知れず、という腕前です…
でも、上手なバリスタは、このスチーミングの音もとても滑らかです。
初 めはシューッという音から、ミルクが温まり始めるとチッチッチッという音がして、スチーミングが終了します。上手にできると表面に大きな泡のない、絹の表 面のように一見して滑らかと分かるミルクの細かい泡(micro bubbleと呼びます)が現れます。
このミルクを使ってラテアートを描いていきます。
さて本題。前置きが長くてすみません(笑)
□日頃の腕前をみんなに披露 ラテアートコンペティション□
アメリカでは、エスプレッソに関する活動が本当に盛んです。
Coffee Festというコーヒーに関する展示会やセミナーがシアトルなどを中心に各地で開催されます。
今日のラテアート コンペティションもこのCoffee Festのイベントの一環です。
こうしたイベントが開催されるのも、バリスタという職業の社会的地位向上、後進となる若者たちからも 尊敬の対象となるようなプロフェッショナルな職業として確立したいという目標達成のためです。
大事なPR活動なんですよね。
今月もワシントンDCで開催される予定です。
このラテアートコンペティションの簡単なルールです が、
・参加は自由
・5分の時間が与えられ、その間に好きなだけカフェラテを作ることができ る。
・好きなだけ作れるが、審査員に提供できるのは3杯のみ(時間内に5杯作っても3杯だけです)
・ロゼッタと 呼ばれるリーフタイプのラテアートを描く
この提供されたラテについて審査員は以下の点を評価し、得点をつけます。
・(リーフの形が)対称的になっている か 30ポイント
・(エスプレッソのブラウンとミルクの白さの)対照はどうか? 20ポイント
・創造性があるか? 10ポイント
バリスタは自 分で提供した3杯の中から1杯を選び、審査員がその1杯に3杯のうちの最高得点をつけてくれるように祈るばかり。(もちろん審査員がどの1杯に最高得点を つけたかは分かりません)
競技者のうち5人選ばれ、決勝でさらに競い、優勝者が決定します。
優勝者にはもちろん賞金!そしてみんなの尊敬の眼差しも。
規模としては、展示会場の一角で会議用の細長いテーブル2つ程度のスペースなので、本当に小さな気軽な大会です。
でも、もちろん各カフェの名前を背負い、自分の腕前を披露する場ですから、出場者の顔は真剣そのもの!
でも、競 技者も審査員も、そして応援に来ているサポーターたちも、みんな本当に楽しそうに参加します。
気軽に声を掛け合い、口笛、拍手、声援はあたりまえ。ブー イングなどはしない、善良なるフーリガンというところでしょうか(笑)
日本と大きく違う点の一つは、ここにあり ます。
日本は本当に厳粛なるとても真面目な雰囲気の中で行われるので、サポーターが声を出すなんてことはないのです。
バリスタの最も大切な仕事は、エスプレッソをおいしくいれることですが、それと同時にお客様を”楽しませる”ことも大切な仕事です。
もう少し日本の大会でも”楽しむ”ことを楽しんでもいいのではないだろうか…と思う今日この頃です。(管理人のつぶやき でした)
コンペティションに参加する にはまだまだ訓練が必要なようです。創造性はあるかもしれません(笑)
*上のラテアートはプロのバリスタさんが描いて下さったものです。さすがに美しいですね。
February 21, 2006
カッピングの話 その2
●どう違う?従来の方法とスペシャルティーの方法
従来のコーヒーのカッピングとは「欠点チェック方式」と言われており、幾つ物コーヒーを矢継ぎ早に口に入れてチェックし、違和感を覚えた物を弾き出すという方法です。
スペシャルティーのカッピングは従来の欠点チェック方式に加え、「風味の際立つ特徴、美味しさ、印象度を評価する」方式です。
この方式の歴史はそれほど長くなく、1990年代にアメリカで導入されました。
そして欧州でも同時期に導入され、各国で試行錯誤を繰り返し今の方法に向けて完備されていったのです。
●どんな項目を評価するの?
カッピングには幾つかの評価方法があります。
今日はその中でも「COE方式」(Cup of excellence)について解説します。
このCOE方式はジョージ・ハウエル氏により考案され、主に生産国で使用されています。
前提→COE方式ではまず「欠点」があると失格となり、はじかれてしまいます。
<評価項目>
(1) Clean Cup:カップクオリティのきれいさ
これはコーヒーの味覚面でのきれいさを表します。
Cleanとはコーヒーに汚れや雑味がなく、透明感があることを指します。
水っぽい事とは違います。
このCleanさが無いと地域毎の特性がわからなくなります。
スペシャルティーコーヒーとその他のコーヒーを見分ける大きなポイントだとされています。
(2) Sweetnes:甘さ
これは文字通り甘さを表します。
収穫時のコーヒーチェリーが熟度良く、均一に熟していたかどうかがわかります。
これは焙煎で生じる「糖度の量」をだけを言っているのではありません。
コーヒーに汚れ、刺すような酸味、雑味などがあると、糖度が高くても甘さを感じることができません。
(3) Acidity:酸味の特徴
酸味の特徴評価を現します。
これは「酸の強さ」を評価するものではありません。あくまで「質」を評価します。
COE方式では一切強さを評価しません。
質が高い酸味とは「明るい」「爽やかな」「繊細な」酸味を言います。
逆に質の低い酸味とは「刺激的な」「刺すような」「不快な」酸味を言います。
(4) Mouthfeel:口に含んだ質感
これは質感と言って、いわゆる「コク」を表します。
以前は「Body(ボディ)」と表現していましたが、わかりやすいようにこの言葉が作られました。
質感とは「粘り気」「密度」「濃さ」「重さ」「滑らかさ」「口全体での感触」などが評価されます。
ちなみに「量感」は質感と違います。「量感」に気をとられると「不快なザラツキ」「汚れ」そして「渋み」を質感と勘違いしてしまいます。
このMouthfeelはスペシャルティーコーヒーの中でも最も難しい評価項目とされています。
(5) Flavor:風味の特性とプロフィール
このFlavorがスペシャルティーコーヒーとその他のコーヒーを区別する最も重要な項目です。
これは味と香りの組み合わせを指します。
Flavorはその豆の「栽培地域・土地の固有な特徴=【テロワール】」を感じることができます。
ただし正しくテロワールを感じるためには、栽培・手入れ・収穫・回収・生産・精選・運搬・焙煎・抽出などの工程が正しく行われていないといけません。
風味の特性プロフィールは様々な言葉で具体的に表現します。
「Bitter Chocolate」・・・ビターチョコレートのようなほろ苦い甘味
「Floral」・・・花の香りのような
「Spicy」・・・スパイスの効いた
特性プロフィールはこれ以上に何十、何百と存在します。
(6) Aftertaste:後味の印象
コーヒーを飲み込んだ後で持続する風味の印象。
これは飲み干した後に鼻管を伝わって嗅覚が感じる香りの特性を評価します。
例えばコーヒーを飲み込んだ後のコーヒー感が「甘さの感覚で消えていく」のか「嫌な感覚が滲み出てくる」のかが良し悪しの違いです。
(7) Balance:ハーモニー・均衡性
コーヒーの風味の調和はとれているか、何か突出し過ぎるものはないか、反対に欠け過ぎているものはないか。
心地よいハーモニー、均衡性を評価します。
(8) Overall:総合点
総合点とは「風味の複雑さ」「立体感」「心地よいコーヒーか」「カッパーの好みか」を評価します。
この項目は8評価の中で唯一、個人の好き嫌いを表します。
以上の8項目を評価したものに36点を係数でプラスしたものが評価点数になります。
満点は100点で、80点以上でなければスペシャルティーとは認められず、次の評価には進めません。
「香り」「臭い」についての評価は、挽いた直後の状態「ドライ」、湯を注いだ直後から3分間の状態「クラスト」、3分後に3回攪拌した状態「ブレーク」で評価します。
ただし、この3項目は点数には加えられません。
こういった多くの項目を使用し、たくさんのプロフェッショナルなカッパー達が厳格に審査したものが「Cup of excellence」なのです。
カッピング技術の向上は、農地の人々が優良で高品質なコーヒー豆を育成する文化の醸成を助け、私達が美味しいコーヒーを手に出来る機会を増やすために役立っています。
スペシャルティーコーヒーのカッピングを行う人々は、素晴らしいコーヒー文化育成のため、厳格で公平・公正な審査を日々行っているのです。
今日はちょっと長くなってしまいましたが、スペシャルティコーヒーに限らず、コーヒーにとってカッピングは本当に大事な作業です。
カッピングの話をしていると生産者や焙煎者、買付担当者たちの話は止まらなくなります。みんな楽しくて仕方ない、って様子で色々な事を教えてくれます。
そして、何度話をしても聞いても、改めて、コーヒーって奥が深い、、ということに気付かされ、また一段とはまっていってしまうのです(笑)
February 19, 2006
カッピングの話 その1
今回は2回に分けて、カッピングについて紹介したいと思います。
今日は、ごくごく簡単にカッピングについて、何をするのかをお話しして、次回はスペシャルティコーヒーのカッピングってどんななのか、って事をちょっと詳しくご紹介したいと思います。
□カッピング(cupping)って、何?□
これは簡単に言うとコーヒーカップの中に入っているその液体を口に含ませ、コーヒーの味や特性を評価する方法です。
このカッピングを行う人のことを「カッパー」といいます
このカッピングはワインのテイスティングのようなものなのですが、ワインのそれとは少し違います。
表現は具体的に行い、かつ特性については数値にして厳格にチェックします。
□カッピングの手順□
味や質の具体的な評価の仕方については後述するとしまして、カッピングの時はどんな用意をして、どんな味わい方をするのかお話しますね。
まず用意するものです
・テスト焙煎したサンプルのコーヒー豆
・やや口が広い(逆台形っぽいですね)グラス
・スプーン(スープスプーンのようなやや大きめのもの)
・水(スプーンをすすぐため)
*あとはテーブルの上に、どの産地の豆なのかを示すコーヒー豆の入ったトレイなどが置かれています。
大体において生産者や焙煎、生豆の買付担当者、もちろんコーヒーショップで働く店員などもします。
収穫した豆を少量ずつサンプルとして用意し、テスト焙煎します。
その豆を挽き、レストランなどで出てくる少しクチの広いガラスのコップに入れます。まずはその挽いた時点でのコーヒーの香りを嗅ぎ、さらにお湯を注いで、どのような香りなのかを確認します。

挽いたコーヒーそのものが表面に浮いてきますので、それをスプーンの裏側でおさえるように優しく沈めます。こうすることでコーヒーの上澄みが取れます。
この上澄みを飲む事でコーヒーの味がどのようなものか、口に含んだ時の感触がどのようなものかを確認します。
この上澄みを飲み込む時が、カッパーの腕の見せ所、、とそれだけというわけではありませんが、ちょっとコツがいります。
ズッと力強くすすり(本当にかなりの音がします!)、のどの部分で味を感じるように飲み込まねばならないのです。お抹茶を飲んだ時に、最後にズッと音をたてるのにちょっと似ているかもしれません。
これを何度も繰り返し行い、コーヒーの質や味を確認します。
ちなみに私は、カッピングに何度か挑戦しましたが、、、その都度、この”ズッ”ができず、いつぞやはのどにひっかけてむせ返る始末。
アメリカ人のプロのカッパーからは大笑いされ、「Keep practice!(練習、練習!)」と言われてしまいました。
話がそれました(^-^)
簡単にコーヒーのカッピングについて話しましたが、大体普通のコーヒーについてはこんな感じです。スペシャルティコーヒーになるともう大分異なります。
次回はこの事について、ご紹介したいと思います。

今日は、ごくごく簡単にカッピングについて、何をするのかをお話しして、次回はスペシャルティコーヒーのカッピングってどんななのか、って事をちょっと詳しくご紹介したいと思います。
□カッピング(cupping)って、何?□
これは簡単に言うとコーヒーカップの中に入っているその液体を口に含ませ、コーヒーの味や特性を評価する方法です。
このカッピングを行う人のことを「カッパー」といいます
このカッピングはワインのテイスティングのようなものなのですが、ワインのそれとは少し違います。
表現は具体的に行い、かつ特性については数値にして厳格にチェックします。
□カッピングの手順□
味や質の具体的な評価の仕方については後述するとしまして、カッピングの時はどんな用意をして、どんな味わい方をするのかお話しますね。
まず用意するものです
・テスト焙煎したサンプルのコーヒー豆
・やや口が広い(逆台形っぽいですね)グラス
・スプーン(スープスプーンのようなやや大きめのもの)
・水(スプーンをすすぐため)
*あとはテーブルの上に、どの産地の豆なのかを示すコーヒー豆の入ったトレイなどが置かれています。
大体において生産者や焙煎、生豆の買付担当者、もちろんコーヒーショップで働く店員などもします。
収穫した豆を少量ずつサンプルとして用意し、テスト焙煎します。
その豆を挽き、レストランなどで出てくる少しクチの広いガラスのコップに入れます。まずはその挽いた時点でのコーヒーの香りを嗅ぎ、さらにお湯を注いで、どのような香りなのかを確認します。

挽いたコーヒーそのものが表面に浮いてきますので、それをスプーンの裏側でおさえるように優しく沈めます。こうすることでコーヒーの上澄みが取れます。
この上澄みを飲む事でコーヒーの味がどのようなものか、口に含んだ時の感触がどのようなものかを確認します。
この上澄みを飲み込む時が、カッパーの腕の見せ所、、とそれだけというわけではありませんが、ちょっとコツがいります。
ズッと力強くすすり(本当にかなりの音がします!)、のどの部分で味を感じるように飲み込まねばならないのです。お抹茶を飲んだ時に、最後にズッと音をたてるのにちょっと似ているかもしれません。
これを何度も繰り返し行い、コーヒーの質や味を確認します。
ちなみに私は、カッピングに何度か挑戦しましたが、、、その都度、この”ズッ”ができず、いつぞやはのどにひっかけてむせ返る始末。
アメリカ人のプロのカッパーからは大笑いされ、「Keep practice!(練習、練習!)」と言われてしまいました。
話がそれました(^-^)
簡単にコーヒーのカッピングについて話しましたが、大体普通のコーヒーについてはこんな感じです。スペシャルティコーヒーになるともう大分異なります。
次回はこの事について、ご紹介したいと思います。

February 17, 2006
サステイナビリティについて
From Generation to Generantion
コーヒーの世界でもサステイナビリティは重要な概念です。
サステイナビリティ、とはよく持続可能な、とかSustainable Developmentと言って持続可能な発展と言われます。
この概念は、次世代のニーズを損なう事なく現在世代のニーズを満たす事ができる発展の仕方、というものです。環境学などの世界では、このサステイナビリティを実現することが究極の目的とも言われます。
コーヒーの生産国の多くは発展途上国という話はすでにしていますが、やはり市場における彼らの作るコーヒーの価値を適正に判断できず、買いたたかれ搾取される、そのため簡単に大量に作れるように農薬をたくさん使ったりして、土壌や水質が汚染される、、といった様々な問題をはらんでいます。
そういった事を避け、農園の従業員たちが安定して安全な生活環境を得る為にもフェアトレードやカップオブエクセレンスなどの活動を通して、彼らにも取引や環境問題についてともに学ぶ機会を作り、次世代、将来世代へ安全な環境を渡そうと努力をしています。
その基本にあるのが、サステイナビリティという考え方です。
自分たちの世代だけのニーズ、自分たちだけが豊かな生活を送れれば、、とか楽に楽しく過ごせれば、、などといったニーズを満たす事ではありません。
サステイナビリティを実現する事は、現実的には非常に困難です。少し進んでも後退することも。
様々な利害関係が絡んだりもしますから。コーヒーの世界も様々な政治が絡んでいます。
そうした事を乗り越えながら、コーヒーの世界では、フェアトレードや有機農薬をつかったオーガニックコーヒーの栽培や野生で生えたコーヒーの木をそのまま大切に育てて収穫するといった事を積極的に取り入れ、サステイナビリティを実践しています。
そしてこの背後には、表に出てこないコーヒーを愛するボランティアの人々が活躍しています。
自分たちの子供へもより安全で安心して過ごせる環境を渡したいと思うのは当然ですよね。それが根底にある基本の考え方だと思っています。
親から子供へ、子供からそのまた子供へ、と愛情や優しさや感謝の気持ちが引き継がれて行くことと基本は同じではないだろうかと、こういう事を考えていると思います。
様々な政治が絡んだり、私自身、人間としてのエゴや様々な思惑が絡むけれど、大切な事は大切な事として心に持ちながら、出来る事から少しずつ、一つずつやっていきたいと思います。
そして、世代から世代へ。コーヒーに限って言えば、おいしくて安全なコーヒーをいつの世の中でも楽しめる世界であってほしいと思います。
コーヒーの世界でもサステイナビリティは重要な概念です。
サステイナビリティ、とはよく持続可能な、とかSustainable Developmentと言って持続可能な発展と言われます。
この概念は、次世代のニーズを損なう事なく現在世代のニーズを満たす事ができる発展の仕方、というものです。環境学などの世界では、このサステイナビリティを実現することが究極の目的とも言われます。
コーヒーの生産国の多くは発展途上国という話はすでにしていますが、やはり市場における彼らの作るコーヒーの価値を適正に判断できず、買いたたかれ搾取される、そのため簡単に大量に作れるように農薬をたくさん使ったりして、土壌や水質が汚染される、、といった様々な問題をはらんでいます。
そういった事を避け、農園の従業員たちが安定して安全な生活環境を得る為にもフェアトレードやカップオブエクセレンスなどの活動を通して、彼らにも取引や環境問題についてともに学ぶ機会を作り、次世代、将来世代へ安全な環境を渡そうと努力をしています。
その基本にあるのが、サステイナビリティという考え方です。
自分たちの世代だけのニーズ、自分たちだけが豊かな生活を送れれば、、とか楽に楽しく過ごせれば、、などといったニーズを満たす事ではありません。
サステイナビリティを実現する事は、現実的には非常に困難です。少し進んでも後退することも。
様々な利害関係が絡んだりもしますから。コーヒーの世界も様々な政治が絡んでいます。
そうした事を乗り越えながら、コーヒーの世界では、フェアトレードや有機農薬をつかったオーガニックコーヒーの栽培や野生で生えたコーヒーの木をそのまま大切に育てて収穫するといった事を積極的に取り入れ、サステイナビリティを実践しています。
そしてこの背後には、表に出てこないコーヒーを愛するボランティアの人々が活躍しています。
自分たちの子供へもより安全で安心して過ごせる環境を渡したいと思うのは当然ですよね。それが根底にある基本の考え方だと思っています。
親から子供へ、子供からそのまた子供へ、と愛情や優しさや感謝の気持ちが引き継がれて行くことと基本は同じではないだろうかと、こういう事を考えていると思います。
様々な政治が絡んだり、私自身、人間としてのエゴや様々な思惑が絡むけれど、大切な事は大切な事として心に持ちながら、出来る事から少しずつ、一つずつやっていきたいと思います。
そして、世代から世代へ。コーヒーに限って言えば、おいしくて安全なコーヒーをいつの世の中でも楽しめる世界であってほしいと思います。
February 15, 2006
スターバックス 成長の鍵は中国
コーヒーに関するニュースを紹介するカテゴリー
アメリカのジャイアントコーヒー企業であるスターバックス。すでに中国に1996年(日本とほぼ同時)に進出済みで、1999年に1号店をオープンし、今店舗数は中国内に165あるそうです。
スターバックスは今後3年から5年の間で少なくとも20%の成長を予想しており、その中核となる戦略国はご多分にもれず中国です。
ゆるやかであるけれど確実に開かれ初めている中国の市場経済の潜在的な可能性とその抱える莫大な人口に対して、成長の鍵となる国として位置づけられています。
スターバックスのハワード シュルツ会長によると、スターバックスは中国においてまだまだ初期段階であるけれども、お客様の反応は上々とのこと。
上海や北京だけでなく、開発による都市化が進んでいるエリアには積極的に出店していくそうです。
しかし、こうして中国に進出してくる外国企業を悩ませる問題は、商標。
スターバックスに限らず、CDやDVD、ブランド品などの海賊版、コピー問題で頭を痛める外国企業が後を絶ちません。
スターバックスも、先月ようやく2年におよぶ法廷闘争を終えて、勝訴したそうです。
相手は上海をメインに店舗を展開する"Xingbake Coffee"
"Xing"は中国語で"Star"を意味するそうです。そして"bake"の発音が"bucks"の音に近いこと、Xingbakeが使っているロゴマークがスターバックスのものと酷似していることにより、スターバックス側が知的財産権が侵害されたとの訴えを2003年より起こしていました。
Xingbake Coffeeは商標登録はスターバックスに先んじて行ったと主張していましたが、スターバックスの方が先に登録していたという主張が認められ、今回の勝訴となりました。
今後の中国内での展開のためには、何としてでも勝たねばならない裁判でしたでしょうし、別の外国企業が中国でビジネスを展開するための心強い前例となったでしょう。
余談ですが、スターバックスは、中国だけでなく、ロシアやブラジルへの出店も積極展開していく意向を表明しています。
ブラジルは、世界でも最もコーヒーの産出量が多い国です。自国内消費も非常に多いコーヒー大国ですが、その国でスターバックスはどう受け入れられて行くのだろうか、、と。
今後も注視していきたいと思います。
出典:BBCニュースより
アメリカのジャイアントコーヒー企業であるスターバックス。すでに中国に1996年(日本とほぼ同時)に進出済みで、1999年に1号店をオープンし、今店舗数は中国内に165あるそうです。
スターバックスは今後3年から5年の間で少なくとも20%の成長を予想しており、その中核となる戦略国はご多分にもれず中国です。
ゆるやかであるけれど確実に開かれ初めている中国の市場経済の潜在的な可能性とその抱える莫大な人口に対して、成長の鍵となる国として位置づけられています。
スターバックスのハワード シュルツ会長によると、スターバックスは中国においてまだまだ初期段階であるけれども、お客様の反応は上々とのこと。
上海や北京だけでなく、開発による都市化が進んでいるエリアには積極的に出店していくそうです。
しかし、こうして中国に進出してくる外国企業を悩ませる問題は、商標。
スターバックスに限らず、CDやDVD、ブランド品などの海賊版、コピー問題で頭を痛める外国企業が後を絶ちません。
スターバックスも、先月ようやく2年におよぶ法廷闘争を終えて、勝訴したそうです。
相手は上海をメインに店舗を展開する"Xingbake Coffee"
"Xing"は中国語で"Star"を意味するそうです。そして"bake"の発音が"bucks"の音に近いこと、Xingbakeが使っているロゴマークがスターバックスのものと酷似していることにより、スターバックス側が知的財産権が侵害されたとの訴えを2003年より起こしていました。
Xingbake Coffeeは商標登録はスターバックスに先んじて行ったと主張していましたが、スターバックスの方が先に登録していたという主張が認められ、今回の勝訴となりました。
今後の中国内での展開のためには、何としてでも勝たねばならない裁判でしたでしょうし、別の外国企業が中国でビジネスを展開するための心強い前例となったでしょう。
余談ですが、スターバックスは、中国だけでなく、ロシアやブラジルへの出店も積極展開していく意向を表明しています。
ブラジルは、世界でも最もコーヒーの産出量が多い国です。自国内消費も非常に多いコーヒー大国ですが、その国でスターバックスはどう受け入れられて行くのだろうか、、と。
今後も注視していきたいと思います。
出典:BBCニュースより
February 14, 2006
エスプレッソの話(1)

スペシャルティコーヒーの世界にエスプレッソの話は欠かせません。いわゆる普通のコーヒーであるドリップコーヒーをはじめとして、様々なコーヒーの味わい方がありますが、一般的にスペシャルティコーヒーを出すお店では、エスプレッソは中心となる飲み物です。
エスプレッソをいれるためには、ダークローストなどと呼ばれる深煎りのコーヒ豆を細かく挽いて粉状にし、使用します。
高圧力を加えたお湯をコーヒー粉に通して、短時間(20〜30秒)でそのエキスを抽出します。
それがエスプレッソです。
イタリア語で「急行」を意味するエスプレッソ。
まさにその名の通り、エスプレッソをいれる時は、迅速でてきぱきとした動きが要求されます。
大体、一回あたりに抽出する量は25mlから30ml程度。ですので、写真にあるような小さなカップを用います。デミタスカップというやつです。右側は普通のマグカップ。ドリップコーヒー一杯分用です。
エスプレッソの抽出には、高圧力が必要なため、専用のマシン(エスプレッソマシン)を使います。
最近では家庭でも気軽に使えるエスプレッソマシンがたくさんありますね。
よくエスプレッソはにがいから苦手、、とおっしゃる方もいます。
そこからエスプレッソはちょっと誤解をうけがちなのですが、きちんと正しい手順や新鮮な豆を使っていれると、蜂蜜のようなコクのある舌触りとほのかな甘みを感じることができる、とてもおいしい飲み物になります。
新鮮な豆、手順、抽出時間が適切に揃うと、美しい茶色の液体がクレマとよばれる黄金色の泡をかぶって抽出されます。これをゴールデンショット(黄金の一杯)と呼びます。
エスプレッソはイタリア系、シアトル系とおおきく分かれますね。
イタリア系のエスプレッソは、そのまま(といっても砂糖を入れることが多いです)グイッと飲むスタイルが主流かな。
シアトル系は、エスプレッソそのものを飲むよりも、カフェラテに代表されるように、ミルクを入れて、それにホイップを足したりシロップを付け加えたりとアレンジして飲むスタイルが主流ですね。
どちらにしても、お好みなので、気に入った味が見つかるまでカフェ巡りをしたり、自宅でチャレンジしてみるのも楽しいですよ♪

